こんにちは!防音コーディネーターの”かぶちゃん”です。
本日は、お客様から問い合わせが多い「どの防音マットが効果があるの?」について防音マットの適正な使用方法についてお話します。
まず、よく言われるのが「商品の種類が多すぎてどれを使って良いかわからない」です。
確かに、、、
同じような防音マットが並べられていても、わからないと思います。
そこで、お悩み別に防音マットの適正な使用方法を分けてみました。
【事例1】お子様の足音などを階下へ伝わらないようにしたい。
ピアリビングに寄せられるご相談の中で最も多い事例です。
音は、硬いものよりも柔らかいものも方が伝わりにくいですよね。
例えば、テーブルの上を「コンコン」と叩きます。
この、テーブルの上にタオルを置いて「コンコン」叩くと音が鈍くなります。
音が伝わりにくくなっている証拠です。
同じような厚みで、同じような材質の防音マットであれば少しでも柔らかいものの方が階下への音が伝わりにくくなります。
いろいろ実験を重ねた結果床に直接接する面は、柔らかい素材の方が音を伝えにくいということがわかりました。
そこで、ピアリビングが足音の軽減に特化して開発した商品が「足音マット」です!
「足音マット」は、厚さ5ミリでとても軽いのですが、ポリエステル 2ミリ + ポリエチレン 1ミリ + ポリエステル 2ミリの、3層構造になっているため、薄くても足音を軽減してくれます。
また、防音カーペットの下に敷くだけで、大人の足音からお子様が走る時の足音まで、階下へ伝わる振動を驚くほど軽減することができます。
【事例2】下から聞こえるテレビの音や生活音を防ぎたい
昼間は気にならないような音でも、夜間の静かな時間帯になると
下からの音ってけっこう気になったりします。
音を防ぐ(遮音)にとって重要なのは、重さです。
音を重いものではね返すのが遮音です。
なので、下からの音を防ぐには、重い防音マットが有効です。
商品名で言うと「P防振マット」です。
重さでは、どちらの製品も引き分けですが、厚みと使いやすさを考慮して「下から聞こえるテレビの音や生活音を防ぎたい」事例を解決するおすすめ商品は、「P防振マット」です!
【事例3】フィットネス機器の音が階下へ伝わるのを防ぎたい
これも、階下への音対策になるのですが、フィットネス機器や運動する音ってお子様の足音に比べると数倍?いや数十倍(少しオーバー)の音になるのではと思います。
そこで、階下への対策でご紹介した、「P防振マット」の下に「足音マット」を敷いて対策すると効果的です。
階下への振動対策は音は、同じ種類のものを重ねるより、違う素材のものを重ねた方が効果が高くなります。
全ての事例に共通することですが、防音マットだけでは音を防ぐことは難しいです。
表面に防音カーペットやコルクマットのような柔らかいものを敷くことにより振動を伝えにくくしますので重ねて使用することをおすすめします!
以上が、防音コーディネーター”かぶちゃん”がおすすめする防音マットの適正な使用方法のご紹介でした!