みなさん、こんにちはー
防音専門ピアリビング代表の室水ふーこです!

最近は、テレワークや休校があったり、テレビで毎日のように騒音でトラブルになっているのを
見かけますね。
それをみていて胸がいたくなったり、どうにかしなくちゃと日々いろいろ考えたりしてます。

ピアリビングも2020年の春あたりからお電話での防音相談件数が例年の4.7倍と増えていますし
オンライン防音相談も毎日お客様とさせていただいています。

近隣から苦情を言われた
最近楽器をはじめて近隣が気になる
在宅で仕事をしていたら子供が騒いで気になる

いろんな角度から騒音に対することが増えてきました。

音って出している側が思うより周りに響いている場合が多いんですよね。
声とかは小さくできても歩く音までなかなか軽減は難しい!
忍び足で歩くのも限界があるし、建物の構造で普通に生活していても
普通の生活をしていても
「うるさい!」と言われたり・・・

こんな時まず何から防音をしたらいいですか?と相談をいただくときは
私は「床」から防音をしてくださいと言います。
もちろん明らかに違うときは違いますけど・・・

というのは壁や窓や・・ぶつかるとか開閉しない限り触れないですけど
建物の躯体に直接体がず~っと触れるのは床なんですよね。

ちょっと難しいかもしれませんが振動はたてものをず~~っと伝わって響きますから・・
耳に聞こえる音も建物を通してバタン!とかいう音も実はどちらも振動なんです。

そして防音カーペットってたくさんあるけど何を選んでいいかわからないときは
これを参考にしてみてください^^

◆静床ライト・静床プレミアなど層になってて重たいカーペット↓
3層になっていて中が立体で免振床をヒントに振動を吸収する構造をカーペットに再現
足音や機械・トレーニング器具の振動や楽器の下なの振動を伴う音や振動におすすめ

静床

 

◆防音層部分が不織布タイプ↓
これはしっかり密度があると効果はあるけど密度がないスカスカなものは効果が落ちるので
ドタドタしない音ならこれでも大丈夫です。これも密度によって効果が違うのでいろいろなタイプを比較するのも大事です。

防音タイルカーペット

 

◆防音層がスポンジのようなもの↓
つぶしてすぐ潰れるようなものは厚みがあっても階下に音が響く可能性はあります。
ただ軽量物落下音(L値)、つまりスプーンくらいの軽い重さのものを落とした時の音とか普通に生活する場合はこれでも大丈夫
スポンジのような防音層のカーペット

なのでそんなに音をたてるほどでもないな~という感じなら
不織布タイプやスポンジのようなバッキングでもかなり軽減されるので
大丈夫と思います。

子供が飛び跳ねる、ペットがドタドタ走るなど、階下への振動を伴う音の場合は
やはり重さと振動を吸収できる防音層があるタイプのほうが安心ですね。

なぜならバッキングが重さでつぶれたときそのつぶれた部分でしか音を軽減できないんですよね。

このように重さがかかってもつぶれないバッキングで間に振動を吸収するタイプのほうが
やはり重量物落下音(振動をともなう音)には安心です。

とはいえ・・・
やはり実物をみてどんな感じか知りたい!という場合は
サンプルなどを取り寄せて、プチ実験するのもいいと思います。

以前お客様から、サンプルをスピーカーの下や洗濯機の足に置いて
どのくらい軽減したか試してみました~~というのをお聞きして
それなら簡単ではあるけどわかりやすいと思いました。

ピアリビングでは床の防音性や防音実験など動画をUPしていますので
よかったら参考にされてみてくださいね~(●^o^●)

◆床の防音性を見極める方法

室水房子(ふーこ)のプロフィール
1993年に起業し、2001年からはヤフオクを通じて防音材の販売をスタート。ネットで初めて一般向けに防音建材を販売した防音のパイオニアです。商品開発、製作、販売、そして施工まで幅広く手掛け、これまで36,000件以上の防音相談を解決してきました。防音の第一人者として、ピアリビングの代表取締役を務めています。
防音専門ピアリビング 防音アドバイザー