畳の防音対策で押さえたいポイント
先日からYoutubeにて、ふくちゃんと私の2人で、お客様からいただいた質問に回答するシリーズを始めてみました!
その様子はこちらの Youtube にてご確認いただけます。
こちらのページでは、その中から「畳の防音対策」に関する質問にお答えしていきます。
ご質問内容
マンションの6畳の和室の床の防音対応を考えています。
(1)どのような防音対策がありますか?
(2)たたみの下に敷くのと上に敷く場合の防音効果に違いがあるか?
(3)たたみの上に敷くのカビがはえませんか?
ご回答内容
(1)畳の防音対策をする場合、
・畳の下に防音マットを敷く方法
・畳の上に防音カーペットを敷く方法
の2種類あります。
それぞれ説明していきますねちなみに、(1)(2)の方法は防音効果に大きな違いはありません。
畳の下に防音マットを敷く場合
まず、対策したい音の種類・畳の状況によって効果のある防音マットが変わります。
ピアリビングで販売している商品であれば、P防振マットや足音マットという防音マットをご案内しています。
・ P防振マット厚みと重量のあるマットで床の遮音性を高めることができます。
※畳を剥がすとスタイロフォームの場合に有効

・ 足音マット 足音などの振動を軽減する効果が高いです。
※畳の下がコンクリートや板の場合に有効

畳の上に防音カーペットを敷く場合
畳の上に防音カーペットを敷く場合、ピアリビングでは「 静床ライト」や「 静床プレミア」という防音タイルカーペットをオススメしています。

ただし設置する時は、2点に注意する必要があります!
1.カーペットが滑らないように、カーペット鋲(上敷鋲)を使用する
畳の上にカーペットを敷く場合、何も対策しないとカーペットがズレたり滑る恐れがあります。
そのため、カーペットを設置したら、必ずカーペット鋲でカーペットを固定しましょう。
2.カビ対策をする
畳の上にカーペットを敷くことで、カビが発生する恐れがあります。以下の点に注意するようにしましょう。
カーペット選びに注意する
畳の上に敷く防音カーペットは防カビ効果のあるものをお選びください。
カーペットを敷く前に除湿シートを敷く
畳の上にそのまま防音カーペットを敷くと、カビが発生しやすくなります。
そのため、畳の上に除湿シートを重ねてから防音マットやカーペットを敷くようにしましょう。
こまめに掃除機をかける。
定期的に掃除機をかけましょう。たまにカーペットをはずして畳にも掃除機をかけるようにお願いします。
天気の良い日は換気をする。
カビは65%以内の湿気なら防止することができるようです。天気の良い日は窓を開けて換気するようにしましょう。
エアコンの除湿機能で湿度を抑えることもできます。
定期的に畳の拭き掃除をする
定期的に、畳の拭き掃除を行いましょう。拭き掃除する時は、基本的に乾拭きのみでお願いします。
また、必ず畳の目に沿って拭くようにしましょう。
まとめ
いかがでしょうか?
カビが生えやすいこの季節。しっかりとカビ予防を行いながら、防音対策するようにお願いします!
もし騒音のお悩みがあれば、Youtubeのコメント欄にてコメントいただければ、可能な限り、
動画でも回答したいと考えています!どうぞお気軽にご質問くださいね!