みなさんこんにちは!ピアリビング・防音コーディネーターのかぶちゃんです!
壁にワンタッチ防音壁の設置を考えているけど、採寸が不安、、、
どんなふうに設置したらよいの?
というご相談が多いなと感じています。
そこで、このページでは、壁の防音効果No.1の「ワンタッチ防音壁」を設置する際の不安を解消できるポイントをご紹介します!
今回の内容は、Youtubeでもご紹介しています。
ポイントは4つ!どんな壁にもピッタリ設置できるワンタッチ防音壁の計測方法!
計測時のポイント1
壁の幅と高さを採寸するのですが、2人で採寸したほうが正確に計測できます。
幅を採寸する際は、メジャーをピンと張った状態で、水平に上部・真ん中、下部の3箇所を計測

高さを採寸する場合は、右側、真ん中、左側の3箇所を採寸してください。

幅や高さが採寸しづらい場合は、一度切りの良い数字のところで鉛筆で印を付けて反対側から採寸すると正確に計測できます。


計測時のポイント2
ワンタッチ防音壁を設置する場合、巾木などの出っ張りがあると安定して設置できません。
裏面を切り欠き加工するので、高さと奥行きを採寸してください。

また、左右に巾木などがある場合は、裏面の切り欠き加工と一緒に加工しますのでどこに障害物があるかもご注文いただく時に記載してください。

コンセントボックス加工の採寸の仕方は、例えば右側から○○cm、コンセントの幅が○○cm
床から○○cm、コンセントの高さが○○cmというように採寸してください。

採寸したサイズを紙に書いて、スマホで撮影した画像をメールで送ってください。

計測時のポイント3
お客様から、防音対策をする場合は部屋全面にしないと効果がないのか?と聞かれます。
楽器など大きな音を出す場合は、部屋全体に対策をする必要がありますが、お隣の声が気になる場合や、こちらの音を聞こえにくくしたい場合は、お隣に面した壁だけに対策をしても効果はあります。
また、一部分だけにしても効果はあるの?と聞かれますが、やはり壁全体に対策をしないと音の軽減は少なくなります。
梁は太くて高さが短いので音が伝わりづらいです。
この部分にはワンタッチ防音壁を取付けなくても防音効果の軽減はほとんどありません。
※ただし、空洞の梁は音が伝わるので対策が必要です。
計測時のポイント4
ワンタッチ防音壁は、密度が高い吸音材と遮音シートを組合せているので、ずっしりと重く厚みも5cmあります。
表面は吸音材なので、押すと凹みますが回復力はあります。
ただし、断面方向への伸縮がほとんどないので、サイズが大きすぎると設置できません。
少し小さめのサイズでご注文いただいたほうが安全です。
まとめ
・ワンタッチ防音壁の採寸はできれば2名で行う
・巾木や洋服掛けなどの木部は裏面を切り欠き加工して、壁にピッタリ付くように設置する
・音が気になる部分の壁全体にワンタッチ防音壁を設置する
・ワンタッチ防音壁の断面方向への伸縮がほとんどないので、サイズは小さめに注文する