こんにちは。今回はオシャレ企画!
「防音にオシャレを!吸音材をクロスで覆って見た目と防音性をカバーしよう」と題しまして、
肌に優しいポリエステル吸音材、「ポリリーフ」にお好みの柄のクロスを貼る方法をご紹介します!
好きな表面材で吸音材をデコレーションする方法
詳しい動画はこちら
使用する材料はこちら
- グルーガンとグルースティック(100均で購入)
- 両面テープ(一般的なもの)
- ホッチキス
- お好みの柄の生地(クロス)
です。

今回は2辺ずつ、両面テープで接着する方法とホットメルトで接着する方法を試していきます。
まずは、表面材をカットする
それでは早速、クロスのカットから始めていきましょう。
まずは採寸から……

ポリリーフの厚みが約3cmある(※ポリリーフは素材の性質上、厚みに±3mm程度の誤差があります)ので……
生地をポリリーフの厚み+3cmほどの大きさ、
つまり一辺約620mmの正方形にカットしておきます。
図にするとこんな感じ。

クロスのカットが完了したら、ポリリーフに仮止めしていきます。
表面材を仮止めする
中央がたるまないように、クロスを角方向にピンと張りながら角のクロスを織り込んで…

すかさずホチキスで仮止め!

四隅を留めるとこんな感じになります。

この状態でも留まっているといえば留まっていますが、まだ仮止め。
使っていくうちにホチキスのついてる箇所から破けたりしないよう、クロスを辺で留めていきます。
今回は2辺ずつ、両面テープで接着する方法とホットメルトで接着する方法を試していきます。
表面材を接着していく
両面テープを使って接着する方法
まずは両面テープ。
しっかりクロスを引っ張って、張りながら貼るのがコツです。

ホットメルトを使って接着する方法
次にホットメルト。
ホットメルトは案外あっという間に冷えて固まります。やけどするほど熱いのに。
いっぺんに塗ると、塗った端から固まってくっつかなくなるので、
クロスを引っ張りながら、ちょっとずつ塗って貼り合わせ…もうちょっと塗って貼り合わせ…とするのがコツです。
最後に、しっかりと接着しているか確認する
両面テープの場合
それでは、それぞれの方法がうまくいったか、貼り合わせた部分を引っ張って検証してみましょう。
まずは両面テープ。

拡大してよ~く見てみると…

剝がれています。
画質が荒くてわかりづらいですが、ポリリーフから両面テープが剥がれています。
今回使用した両面テープは一般的な事務用タイプ。
DIYをするには粘着が弱いですが、布用の強力な両面テープだともう少し強度は上がるかと思います。
ホットメルトの場合
次にホットメルト。

ぜんぜん剥がれません。
溶けたグルースティックがポリリーフとクロスの繊維の中へ複雑に浸み込んで固まり、
結果として強力に貼りついたのだと思われます。
無理やり剥がそうとしたらポリリーフが千切れてもげてしまいそうなくらい強力です。
完成はこんな感じ
ついに完成!
裏面はこんな感じ。

表はこんな感じ。

クロスのある・なしで比較してみると…

断然きれいになりました!
おまけ:さらに防音効果を高めて対策するには?
もし、もっと防音性を高めたい場合は、裏面に遮音シートなどを貼るとより効果的です。
裏面なので、見た目を損ねることなく防音性を向上できます!
遮音シートの貼り方と壁への設置方法は↓下の動画をチェック!
もちろん、クロスを巻く場合でも遮音シートを貼ることはできます。
防音目的とはいえくらしの空間につかうもの。
お部屋になじむ防音対策、ぜひ一度お試しください!