こんにちは!防音専門ピアリビングのはるきちです。
お子様の足音やピアノの防音対策などでご提案する機会が多いです。

以前下記の動画でも紹介させていただきましたが、静床ライトと足音マットの組み合わせは階下への音を16dB程の軽減が見込めます。
※お客様のお部屋や設置状況によって、効果は異なりますのであらかじめご了承ください。
静床ライト+足音マットの設置方法を徹底解説!
そこで今回は、静床ライトと足音マットを設置する際のポイントについてご紹介します!
■静床ライトと足音マットのカット方法
静床ライトと足音マットはどちらもカッターでカットが可能です。
ただし、カットの際にはそれぞれポイントがあります。
静床ライトの場合

(1)カーペットの裏面を表に向けてカットする
(2)一気にカットするのではなく、何度かカッターの切れ目を入れてからカットする
足音マットの場合

(1)カッターよりもハサミでカットする方が綺麗に切れるのでおすすめ◎
※静床ライトのカット方法は、こちらの動画で、
足音マットのカット方法は、 こちらの動画 でご紹介しています。
■静床ライトと足音マットのズレ防止対策
静床ライトと足音マットを設置する際は、マットのズレが生じる場合があります。特に部分敷きされる方やお子様がいる方はズレ防止の対策を行うようにおすすめしています。
※注意点として、ズレ防止対策を行っても全くズレなくなる訳ではありません…。あくまで、現状よりもズレにくいというご認識でお願いいたします。

(1)足音マットを床に並べたら、布テープでつなげる
足音マットは両面に滑り止め機能が付いていますが、それでもマット同士がずれる場合があります。マット同士をつなげて1枚にすることで、ズレが防止されます。
ちなみに、ピアリビングではこちらの布テープを利用することが多いです。
(2)「やわらか段差解消スロープ」を設置する
足音マットや静床ライトを設置した後、このように壁に接していない部分にやわらか段差解消スロープ(見切り材)を設置することで、ズレ防止だけでなく、段差解消にも有効です。
静床ライトと足音マットを重ねる場合は、「やわらか段差解消スロープMサイズ」がおすすめです。

■ズレ防止対策の補足
見切り材での設置が好みではない方は、「マジックテープ」を利用した方法も

やわらか段差解消スロープ(見切り材)での設置を好まれない方は、静床ライトの裏面にマジックテープを貼り付けてズレを防止する方法もあります。
マジックテープの設置箇所は、上記の写真のように、設置箇所の四隅、かつ壁に接していない部分に貼るようにお願いします。
ちなみに、ピアリビングではこちらのマジックテープを利用することが多いです。
※ただし、カーペットにテープを接着することで、仮にテープを剥がすようになった場合、カーペットにテープの跡が残ってしまう可能性がございます。
もし「カーペットに糊の跡を残したくない」ということであれば、やわらか段差解消スロープを使用した設置方法をお試しいただくことをおすすめします。