▼音の伝わりを最小限にして防音効果を高める方法とは
そもそも音というのは「振動」です。
振動が、空気や固体を介して伝わることで音として聞こえます。

音の伝わり方は、気温によって違います。
気温が20℃の場合、空気の密度は1.166kg/m3です。
これが、気温が0℃になると、空気の密度が1.251kg/m3と高くなり、音が伝わりやすくなります。
空気が冷えると音が大きく聞こえると感じるのは、空気の密度が高くなり音が伝わりやすくなっているからなのです。
これが、固体になるともっと密度が高くなるので音がさらに伝わりやすくなるのです。
※コンクリートの密度は、2.3t/m3です。
私たちは、空気を介して伝わった振動を耳で聞いて音と認識します。
しかし、実際には壁・天井・床に伝わった音が物体内を介して空気中に放射されて音として認識されます。
上階の足音などの激しい音が、天井だけではなく、壁からも音が聞こえると感じるのは、天井や壁に激しい音が伝わっているからなのです。
では、どうすれば音を伝えにくくできるのでしょうか。
通常、建物の壁・天井・床や壁は硬い物質で構成されています。

硬い物質=密度が高いものなので、硬い物質と硬い物質が接触していると音が伝わりやすいのです。
なので、床や壁など硬い物質に接触するものが、柔らかいものだと音が伝わりにくくすることができます。
ピアリビングで販売している「足音マット」や「ワンタッチ防音壁」のように床や壁に接触する面が柔らかいものだと、音が伝わりにくく防音効果を高めることができます。
ちなみに、ロックウールボードやポリリーフのような吸音材も、裏面に遮音シートを貼るのではなく、遮音シートを挟むようにして、サンドイッチ型のボードを作った方が防音効果が高くなります。
ちょっとしたポイントで防音効果を高めることができますので、防音対策をされる際は参考にしてください!
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