ピアリビングでは、簡単防音からプロの防音まで使用できる商品が揃っていますので、取付け方や使用する商品に対する下記のようなご相談を多くいただきます。
・かんたんに設置するもので防音対策をお考えの方
・DIYで防音材を組み合わせてより効果を高めたい方
・防音工事レベルでの対策をお考えの方
このページでは、防音対策を行うときに使用する商品の正しい使い方をご紹介いたします。
防音材の効果を最大限に活かす使用方法
遮音シートを単体で使用しないこと
遮音シートとは、安価で手に入りやすく、そこそこの遮音性能があるのでDIYでは必須のアイテムになります。


多くの方が使う遮音シートですが、間違った使い方をされている方が多いのです。
お客様から、「遮音シートを壁に貼ると防音になりますよね?」とよく言われます。
これ間違いです!
効果を出したい場合は、吸音材と組み合わせて使うことです。
いろいろなサイトで紹介されているのは、壁に遮音シートを貼って、その上に吸音ボードを貼付けるという方法ですが、これかなり難易度が高いんです、、、
また、壁に貼った遮音シートを剥がすときに両面テープのノリが残る可能性が高いのです!
そこでおすすめなのが、ロックウールボードと遮音シートを組み合わせた簡単防音ボードです!
ピアリビングおすすめの吸音材

自作防音パネルの作り方はこちら
さらに防音効果を高めたい場合は、ロックウールボード+遮音シート+ロックウールボードのようにサンドイッチ構造にすることです。
これは、壁に接触する部分が吸音材だと、音が伝わりにくくなるので、さらに防音効果が高まるんです。
対策したい音に合った最適な防音マットを使用する
床に使用する防音マットは、各メーカーから様々な素材のものが販売されています。
・ゴム系
・アスファルト系
・発泡系
・フェルト系
床に使用する場合、どんな音を防ぎたいのかで使用する商品が違ってきます。
間違った素材を使うと効果が感じられないので注意してくださいね!
・ 階下から苦情が来る足音や生活音
・フェルト系
階下への音は硬い素材のゴム系やアスファルト系では、音を伝えてしまいます。
フェルト系の防音マットを使って床に音を伝わらないようにすることが効果的!
クッション性がある防音カーペットと組み合わせることでさらに効果が高まります。


階下からの生活音を対策する場合は重量のあるものを
・ゴム系
・アスファルト系
階下からの音を防ぐには重量が大事です!
質量があるゴムやアスファルト系の遮音マットを使い音を遮断しましょう。
重量がある防音タイルカーペットと組み合わせることでさらに効果が高まります。


ピアノやスピーカーの音は異なる素材のものを組み合わせて
・フェルト系+防音タイルカーペット
ピアノやスピーカーはかなり振動が階下に響いています。
床に音を伝えにくくし、さらに重量がある防音タイルカーペットを組み合わせないと音が伝わります。



有孔ボードとは、名前の通り小さな孔が、規則正しくたくさん開いている薄い板です。ペグボードやパンチングボードとも呼ばれています
この板が防音効果があると勘違いされている方が多いのですが、、、
これ間違いです!
壁に直接張ってもまったく効果がありません。
有孔ボードは、有孔ボードは穴の開いた板で穴あき吸音板とも呼ばれています。なので「防音材」というより「吸音材」になります。
有孔ボードの孔に音が吸収されるので減音効果があるんです。
有孔ボードの背面は吸音材もしくは背後に空気層がないと、ただの穴が開いた板になってしまうのでご注意くださいね!
以下の記事は、吸音材と有孔ボードを使用した防音対策です。 ご参考にされてください!