みなさんこんにちは!
ピアリビング・防音コーディネーターのかぶちゃんです!
引っ越しシーズンといえば、3月・4月というイメージがあります。
実際に3月が約90万人、4月が約70万人、と1年の中でも最も引っ越しをされる方が多い時期になります。
また、8月や10月も春ほどではないにしろ、引っ越しが増える時期のようです。
確かに、9月の後半から「引っ越しをしたんだけど、まわりの音が気になって眠れない」というご相談が増えてきました。
今回のメルマガでは、実際に暮らしてみて感じる、「音」の問題の対策についてお話します。
これで解決!引っ越し後の気になる音の対策方法
集合住宅のトラブルで最も多いのは「居住人による騒音」です。
トラブルの約45%が騒音トラブルという統計もあります。
騒音問題は集合住宅で暮らす方にとっては大きな問題で、生活の快適さにも関わってきます。
眠る準備を整えて、いざ眠ろうとベッドに入ると近所から聞こえる物音が気になって夜眠れない、、、
朝早く、近所の物音で目が覚めてしまう、、、

新生活を楽しみにしていたのに、実際に暮らしてみて感じるのが、「音」の問題です。
人は、環境が変わると今まで気にならなかった音が気になるということがあります。
引越し後の環境に慣れるまでの不安やストレスが重なって、聴覚が敏感になって音が大きく聞こえるということもあるのです。
また、リラックスしているときに出る、アルファ波が増えてくると、聴覚が敏感になることが明らかになっています。
これが、眠る前に周囲の音がうるさく感じる原因なのです。

簡単な対策として次の5つのことを実践してみてください。
●耳栓やイヤーマフを使用して、気になる音が聞こえないようにしましょう
●好きな音楽を聴きいて、嫌な音が気にならないようにしましょう
●不安の解消やストレスの発散方法を見つけましょう
●おいしくて、栄養バランスの良い食事を摂りましょう
●規則正しい生活を心がけましょう
このような簡単な対策を行っても、気になる音が改善しない、、、
音が騒音レベルくらい大きすぎて我慢できない、、、
といった状況では、他の対策を行うようにしましょう。

気になる音がどこから響いてきているのかは、案外分かりにくいものです。
音が聞こえてくる場所を特定できて、防音対策を行っても、音が聞こえなくなるわけではありません。
音の大きさにもよりますが、あまりにも非常識な場合は、管理会社か、管理会社が入っていない建物であれば大家さんに相談してください。
1つだけの対策ではなく、いろんな対策を組み合わせることで、音が気にならなくなる可能性が高くなります。
また、外からの騒音に対しては、物件探しの段階で、建物の周囲の環境にも気を配るべきです。
物件探しの時間が限られている場合などは、家賃や設備のことに気を取られがちです。
周囲に大きな音が出る施設や工事現場などがないか、物件周囲を歩き回って確認することも大事だと思います。