みなさん、こんにちは。防音専門ピアリビングのナヱジです。
DTM(デスク・トップ・ミュージック)はお好きですか?
私は一度挑戦してみたことがあったのですが、 DTMソフトとキーボードのセッティングがうまくいかなくて挫折した経験があります。
ボカロPになりたかったんです…
それはさておき、 ピアリビングではDTMをされる方からのお問い合わせを頂くことが度々あります。
今回は過去の例をもとに、DTMの防音対策をご紹介致します。
DTMで問題になる音はどんな音がある?
DTMには打ち込みやキーボード等いろんな方法がありますが、DTMの防音対策で代表的な音は「モニタースピーカーから出る音」です。
曲の仕上がりを確認するために使われることが多いモニタースピーカーですが、実際に伺った話によるとおよそ75~85dB程度の音量で聞くことが多く 音楽の音量としては大きすぎない音量であるものの
単純な音量としては電車の中やピアノの音に匹敵するくらいの音量のため お隣や近隣への音漏れを気にされる方が多いそうです。
モニタースピーカーから出る音は主に、 空気中を伝う音色を含んだ音、通称「空気伝播音」と呼ばれる音に分類されます。 つまりはこの「空気伝播音」への対策が 「モニタースピーカーから出る音」の対策になるわけです。
実際にご紹介した対策方法
さて、ひとくちに空気伝播音対策と言っても その環境によってその対策内容はさまざまです。
しかし、どの対策内容にも言えるのは 「厚さ・重さ・密閉性」が大事だということ。
例えば壁の向こう側(集合住宅のお隣など)への対策であれば、厚みと重さがある「ワンタッチ防音壁」がおすすめです。

ワンタッチ防音壁は、設置したい場所のサイズに合わせて、mm単位で製作してお届けする防音パネルです。
DTMのモニタースピーカーの周りを囲っていただいたり、DTM環境の周り全体に、DIYで防音ブースを作成して設置することなどが可能です。
DIYで防音スペースを作成する方法については、下記ブログでも詳しくご紹介しておりますので、よろしければご参考ください!
また、窓の外(戸建ての場合など)や、近隣への騒音対策であれば、厚みと重さと密閉性がある「窓用ワンタッチ防音壁」や「防音カーテン」での対策がお勧めです。
窓用ワンタッチ防音ボード

五重構造防音カーテン「コーズ」

カーテンを、防音仕様のものに変えていただくだけでも、室内の音をある程度吸音して、外への音漏れを防いだり、外からの騒音を軽減することができます。
まとめ
そもそも、どの程度まで音を軽減したいのか、どれくらい騒音を防ぎたいかなど、まずはご自身の希望のDTM環境を洗い出していただいた上で、対策を進めていただくことをお勧めいたします。
対策方法や、防音に関して、ご不明な点などございましたら、いつでもお気軽にピアリビングにご相談ください!