みなさん、こんにちは。防音専門ピアリビングのベッチーです!
私の自宅周辺には「カササギ」という野鳥が生息しています。
カササギは、天然記念物に指定されている全国的にみても珍しい鳥なんだそうで、大きな鳴き声が特徴的です。
自宅で仕事をしていると気分転換にもなる鳥の鳴き声ですが、実は自宅で飼っているインコの鳴き声で苦情が来てしまったというお問い合わせを頂くことも。
そこで、こちらの記事では「インコの鳴き声に対する防音方法」についてご紹介します。
▼インコの鳴き声ってどれくらいうるさいの?

インコと言ってもペットショップに行くと様々な種類のインコがいますね。
種類によって鳴き声の大きさも様々です。
小型で鳴き声も可愛らしいセキセイインコですと、鳴き声は最大で70デシベル程と言われています。
70デシベルとは、例えると掃除機をした時に響く程度の音量になります。
意外と大きな音だと思いませんか?
実家でセキセイインコを飼育しているという弊社スタッフに話を聞いてみたところ、 セキセイインコのような小型で鳴き声も比較的小さいインコであれば、室内だとそこまでうるさくは感じないようです。
ただ、近隣に住んでいる方によっては、音に敏感な方だと、70dBは十分騒音として捉えられてしまう大きさの音なんです。
特に苦情が来ていない場合や、鉄骨鉄筋コンクリートなどで、防音性能も十分な住宅に住んでいる場合はそれほど対策は必要ないかもしれませんが、気になる方は少しでも対策していただくことをお勧めいたします。
▼インコの鳴き声におすすめの防音対策3選
1.ケージの位置を変える
集合住宅で、隣室にインコの鳴き声を漏れにくくしたいという方は、まずインコのケージを壁から離していただくのが最も手軽で効果の大きい方法となります。
壁に近い位置にケージを置いていると、音の発生元が隣室に近い分音も漏れやすくなってしまうためです。
可能であれば、隣室と反対側の壁にケージを移したり、壁から離してみましょう。
2.ケージを防音カーテンで覆う
当店の防音カーテンは厚手で重量のある生地になっています。
防音カーテンは、車の騒音や男性のいびきのような低い音の場合、軽減が難しいのですが、インコの鳴き声のような高い音であれば十分軽減効果が期待できます。


その他、「サウンドガード3 生地の切り売りタイプ」は、10cmからの切り売り販売を行っておりますので、ケージのサイズに合わせてお求めいただけます。
ただし、今回ご紹介した防音カーテン(遮音カーテン)は全て、完全遮光のカーテンとなっているため、カーテンで囲った場所には光が入りにくくなります。
設置の際には、その点をご留意の上、ケージの入口部分の1面は覆わずに設置するなど、工夫して取り付けていただくことをお勧めいたします。
3.防音ケースを自作してケージを囲う
▽ 用意するもの



・お好きな仕上げ用クロス(なくても大丈夫です)
※必要量は飼育ケージに合わせてお求めください。
▽ 作り方(ゲージへの防音商品設置方法)
【1】ポリリーフとサンダムをお手持ちのカッターやハサミを使用して、ケージに合わせてカットする。
【2】ボンドテープでポリリーフとサンダムを貼り合わせます。

▼吸音材と遮音シートのカット方法や針合わせに関する参考動画はこちら!
【3】2でカットして貼り合わせた吸音材と遮音シートを、仕上げ用のお好みのクロスで覆って、のりやボンドなどで貼り付けます。

▼仕上げクロスの貼り方に関する参考動画はこちら!
【4】作成した防音ボードをゲージに対して組み合わせて、ボンドテープで固定したら完成です。

上記のお写真は、実際に「ポリリーフ」と「サンダムCZ-12」を使用して、オウムの防音対策をしてくださったお客様が、当店の楽天市場店のレビューに掲載して下さったお写真になります。
とても素敵なアイデアで、可愛い仕上がりになっていますね!
DIYや工作がお好きな方はぜひ試してしてみてください。
自作の防音ボックスのお写真や感想を是非レビューいただけますと嬉しいです^^
※注意点
吸音材を使用してケージを加工場合、吸音材には断熱効果がございます。それによって、ケージ内の温度が、ケージの外に逃げにくくなります。
夏場の暑い時期や、寒い時期にケージ内にヒーターを使用する場合は、ケージ内の温度が高くなりすぎないよう温度管理をいただきますようお願いします。
また、弊社の商品はペット専用商品ではございません。
予めご了承くださいますようお願いします。
ペットとの暮らしをより快適にお過ごしいただけますように♪