こんにちは。防音専門ピアリビングのはるきちです!

このページでは、お客様からいただいたインコの鳴き声に関するご質問に回答したいと思います。

ご質問内容

自分はアパートの2階に住んでおり、階下に伝わるインコの高音の鳴き声を防音したいと考えております。

しかしインターネットで調べたところ、床の防音対策については、防振(足音や物を落とした時の音)対策ばかりがでてきてしまい空気音についてはあまり触れられていませんでした。

(1)ペットの高い声などはどのように防げばいいでしょうか?

(2) 防振マットや防音マットより遮音シートの方がペットの鳴き声を防げますでしょうか?

(3)その際床に敷く吸音材などあるのでしょうか?

お問い合わせへのご回答内容

インコの鳴き声は音が大きく、高音のため、完全に聞こえないようにするのは難しいです。

インコの鳴き声を防ぐには、大きく3つの対策方法があります。

インコのケージの周囲を防音カーテンや吸音材や吸音材などで囲う

こちらの方法は、対策範囲も小さくすみ、最も効果的な方法です。

防音カーテンや吸音材を選ぶ際、重量と厚みがあるものを選ぶようにしてください。

防音カーテンであれば、通常のカーテンよりも厚みと重量のある、「防音カーテンコーズ」や「パーテン防炎タイプ」という商品を使ってインコのケージの周囲を間仕切る方法があります。

防音カーテンコーズ

防音カーテンコーズ

パーテン防炎タイプ

間仕切り防音カーテン

吸音材で囲う場合は、密度と厚みのある吸音材でケージを囲うboxを組立てたり、 間仕切り壁を作る方法があります。

かんたんに間仕切り壁を作る方法はYoutubeでもご紹介しているので、ご参考にされてください。

吸音材に遮音シートを貼り合わせることで、防音効果が高まります。

窓に厚手のカーテンや防音カーテンを設置する

お部屋の中で窓やドアは最も音が漏れやすい場所になります。 そのため、窓の対策も行うことでさらに近隣への対策を強化することができます。

厚みと重量のある素材を使って窓をふさいだり、厚手のカーテンや防音カーテンを設置することで、窓の外にもれて階下のお部屋に伝わる音が軽減されます。

重量と厚みのある防音マットや防音カーペットを敷く

下の階への対策は、床の防音対策を行うと更に効果的です。 その際は、重量と厚みのある防音マットや防音カーペットを敷く方法をおすすめしています。

遮音シートは音を遮るための重量のあるシートですが、1.2mmと薄いので、厚みと重量のある防振マット1枚と比較すると効果が低いです。 遮音シートを使う場合は、何重にも重ねて対策することで効果を高めることができます。

静床ライト

ペットの鳴き声ってどこからもれているか、どこから対策していいか迷いますよね…

壁全面にワンタッチ防音壁のような防音ボードを設置すると費用が高くなるため、まずは対策範囲をなるべく小さくしたゲージの周囲から対策する、そして音が漏れやすい窓やドアなどを強化するように、段階を踏んで対策することをおすすめします。