今回は、最近よくお問い合わせを頂いている「グランドピアノ」の防音対策についてご紹介したいと思います!
最近、お電話やLINEでよくお問い合わせをいただくのが、「グランドピアノ」の防音対策に関してです。
グランドピアノを設置する時に気をつけたいこととは?
グランドピアノは、電子ピアノやアップライトピアノに比べても、音が重厚で響きやすいですよね。
なんと言っても、グランドピアノと、電子ピアノやアップライトピアノの大きな違いは「響板の位置」です!
アップライトピアノや電子ピアノの響板がピアノの背面に設置されているのに対して、グランドピアノは響板がピアノの下側に設置されています。
それによって、より音が広がりやすく、響きやすい設計になっているのですが、その分防音対策は「ピアノの下の床」の対策が重要になってくるんです!
お部屋の形状別、グランドピアノの防音対策♪
例えば、「戸建ての1階にグランドピアノを設置する場合、下の階がない分ピアノの下には敷いても敷かなくても防音効果はそれほど変わらないのではないか」と思われがちなんですが…
グランドピアノの場合はカーペット1枚でも、何か音を吸音してくれるような素材のものを敷いていただくことをお勧めいたします!
まずは床に防音カーペットを!
◎戸建てで窓が多くて、部屋も広々としている
◎壁の面積が少なく、どのように防音パネルなどを設置したらいいかわからない
そんなお部屋でグランドピアノを演奏する場合ほど、まずはピアノ下の対策を強化してください。
ピアリビングの商品であれば、グランドピアノの重量にも耐えられるしっかりとした防音タイルカーペット「静床ライト」がお勧めです。

防音カーペットを設置しても音が響いてしまう場合は、ピアノの下に吸音材や防音パネルを設置していただくことをお勧めいたします!
※ただし、その場合ピアノの音の響き方が変わってくる場合がございますので、様子を見ながら吸音材や防音パネルの置き場所を調整してくださいね。
パネルのサイズをオーダーできる防音パネルはこちら!

その他、残念ながら当店では取り扱いがないのですが、グランドピアノの響板の形に合わせて取り付けられる吸音材などもございますので、そういったものもご参考いただければ幸いです(*^^*)
集合住宅で、階下への振動も気になる!
そんな時には、「足音マット」と「P防振マット 5mm厚」を重ねて対策を行いましょう!
下から順番に、「P防振マット 5mm厚」+「足音マット」と重ねていただくことで、階下への打鍵音やペダル音も軽減することが出来ます。


窓が大きいお部屋・もしくは窓がたくさんあるお部屋に設置している!
窓は、住宅構造の中でも音が漏れやすい造りになっています。
二重窓やペアガラス構造でない場合は、防音カーテンなどを取り付けて、できるかぎり窓からの音漏れを塞いでいただくことをお勧めいたします!

まとめ
以上、グランドピアノの設置にあたって、まずは気をつけて頂きたい防音対策になります!
特に、ピアノの下はピアノを設置してからだと中々対策も難しいので、カーペット一枚でも出来るだけ敷いてから設置していただくことをお勧めいたします。