みなさんこんにちは!ピアリビング・防音コーディネーターのかぶちゃんです!

ピアリビングに寄せられるご相談で最も多いのが、ピアノの防音対策。

前回は、アップライトピアノの床の防音対策についてご案内しました。

今回は、背面から大きく響くアップライトピアノの防音対策として、近隣へ配慮するために必須の「アップライトピアノ専用の防音ボードを徹底解説」します。

【1分で簡単に設置】アップライトピアノ専用の防音ボードを徹底解説

アップライトピアノは、背面から大きく音が響き、その響いた音が壁を伝わり近隣のお宅へ音が伝わります。

近隣への防音対策としてピアリビングでおすすめしているが「ピアノ用防音パネル

ピアノ用防音パネル」は簡単に設置できてアップライトの背面から響く大きな音を軽減してくれるアップライトピアノ専用の防音ボードです。

本日は、「ピアノ用防音パネル」の特徴や設置の注意点など詳しくご説明します。

ピアノ用防音パネル

ピアノ用防音パネルの特徴

アップライトピアノは、背面にある響板から大きく響く音と、床に伝わる振動が建物の広い範囲まで伝わります。

ピアノ用防音パネル」は、背面の響板から壁にダイレクトに伝わる音を軽減し、隣室への音漏れを軽減することができます。

「ピアノ用防音パネル」は、ピアリビングで販売している防音効果が最も高い「ワンタッチ防音壁」を、アップライトピアノのサイズに合わせて作ります。

ワンタッチ防音壁

「ピアノ用防音パネル」の表面は密度が高い吸音材を使用していますので、耳障りな反響音を吸収するため、音が聞きとりやすく、長時間の演奏でも耳が疲れません。

ピアノ用防音パネル効果

吸音:耳障りな反響音を軽減することにより音が聞き取りやすくなります

遮音:背面の響板から壁にダイレクトに伝わる音を軽減し、隣室への音漏れを軽減することができます。

ピアノ用防音パネルのサイズ

ピアノ用パネルのサイズは、お使いのアップライトピアノに合わせて、1cm単位でのオーダーが可能です。

横に2枚に分かれてお届けします。

標準的なサイズ幅150cm高さ130cmですが、

最大幅160cm、高さ150cmまで、また標準よりも小さいサイズでも金額の変更なく製作が可能です。

ピアノ用防音パネルサイズ

商品に関するよくある質問

Q.「ピアノより大きいサイズがよいか」または、「小さくてもよいのか」?

A.アップライトピアノの背面、上部約20cmは大きく音が響く部分ではないので、ピアノより小さくご指定いただいても大きく効果は変わりません。

アップライトピアノ背面

Q.ピアノ背面に飛び出しているものがついている場合に特殊な加工ができますか?

A.はい、ピアノ用防音パネルは、ピアノ背面に飛び出しているものがついている場合など、お客様がお持ちのアップライトピアノに合わせて特殊加工もできますのでご相談ください。

※円形加工などお受けできない場合もあります。

Q.カラーは選べますか?

A.ピアノ用防音パネルは、表面に高級ガラスクロス「ファインヴェール」を貼って仕上げています。

ピアノのカラーやお部屋の雰囲気に合わせて全6色からお選びいただけます。

ピアノ用防音パネルカラー

商品の設置方法

アップライトピアノの背面の壁に設置してください。

ピアノの響板にぴったりくっつけて設置すると通気性を妨げてしまい、大切なピアノの故障の原因になってしまいます。

また、響きがなくなりすぎでこもったような音に感じられる可能性もあります。

パネルとピアノの間は約5~10cmのスペースを確保しましょう。

スペースが広いほど演奏者のほうに響きがまわるので、違和感のない音で演奏できます。

ピアノ用防音パネル

※すでに設置してあるピアノに後からパネルを設置する場合は注意が必要です。

ピアノを設置される前にパネルを設置することが望ましいですが、すでにピアノがある場合には以下のような注意が必要です。

壁とピアノのスペースを確認する

パネルの厚みが5cmあります

パネルとピアノの間もあける必要があるため、スペースが狭い場合にはピアノの移動が必要になります。

ピアノ用防音パネル設置スペース

横から差し込む場合

サイドから差し込む 必要スペース最低 パネル1枚の幅+10cmすぐ横が壁の場合や家具がある場合は上から差し込む必要があります。

ピアノ用防音パネル設置方法

上から差し込む場合

上部に梁が出っぱっている場合など入らない可能性があります。

1枚が約7.5kgと重量もありますのでご注意ください。

ピアノ用防音パネル重量

ピアノ設置場所の注意点

ピアノにとって

・直射日光

・温度差による結露

・過乾燥

は大敵です。

内部のカビ、さび、ひび割れや、音がはやく変わってしまうなどの問題が生じてしまいます。

・床暖房や

・エアコンがあたる場所

など、設置される場所は注意が必要です。

設置の内容は動画でも紹介していますのでお時間があればご視聴ください。