みなさんこんにちは!
ピアリビング・防音コーディネーターのかぶちゃんです!
今回は、「こんなふうに使ったら効果絶大だった!」という事例を2つご紹介いたします。
超強力なマッサージ機の振動を防ぎたい!
有名芸能人がおすすめするマッサージ機とメディアでも取り上げられた、『ストレッチロール』
この『ストレッチロール』というマッサージ機を薄いマットを敷いて使用していたら、階下の方から苦情を言われたというご相談がありました。
実際『ストレッチロール』をテーブルの上で動かしてみると、すごい振動です。
こんなすごい振動だと、薄いマットではまったく役に立ちません。
そこで、次のような対策を行ってもらうようにしました。
①ストレッチロールは、ベッドの上で使用していただく
②ベッドの脚から振動が伝わらないように、床に防音マットを重ねて敷く
1,床の上に「足音マット」を2重に敷く
2,「快適防音マット ウッド」を重ねて敷く
3,最後に、ベッドの脚の部分(四脚)にそれぞれ「静床ライト」を敷く
※足音マットと快適防音マット「ウッド」はベットのサイズより少し大きく150cm×200cmの範囲に敷きました。
③ベッドの上に布団を重ねてストレッチロールを使用する
というように3段階の対策を行ったところ、階下から苦情を言われなくなったと連絡がありました。
ただし、『ストレッチロール』を連続して使用する時間は30分程度に抑え、22時以降は使用していないとのことでした。
こういったマッサージ機や運動器具の防音対策は、振動も大きくて強い場合が多く、使用する場合はどうしても気を配って使う必要がありますよね。
現在そういった機械の対策でお悩みの方のご参考になれば幸いです。
織物の機械をマンションで使用したいんですが…
次は、機織機やミシンの防音対策に関してご紹介していきます!
織物の機械って博多織体験で使ったことがあるのですが、なかなか大きな音と振動があるんですよね~
さて、この音と振動を防ぐにはステージのような物を作って、その上に織り機を置くしか無いと考えました。
「ピアノ・ドラムステージ」の構造を元に次のような対策を行っていただきました。
①「ワンタッチ防音壁」を床の上に敷く
機織り機を置く部屋のドアの稼働域を踏まえた範囲で「ワンタッチ防音壁」を敷きました。本来は壁に使用する「ワンタッチ防音壁」ですが、床に敷いて振動を伝えにくくすることもできるんです。
②上から「15mm厚の合板」を重ねる
「ワンタッチ防音壁」が凹まないように、重量分散のため「15mm厚のパーチクルボード」という合板をカットして組み合わせ、「ワンタッチ防音壁」の上に重ねました。
③合板の上に足音マットを敷く
「ピアノ・ドラムステージ」では「P防振マット」を使用していますが、出来るだけ振動を抑えるために「足音マット」を合板の上に2枚重ねて敷きました。
④仕上げに「静床プレミア」を重ねて敷きます
一番上に敷く防音カーペットは悩まれましたが、お手入れのことを考慮されていて表面の繊維がカットタイプの「静床プレミア」を敷かれました。 もちろん、「静床ライト」でも同様の効果がございます。
ステージの高さが8.5cmになりましたが、効果はしっかり感じられていて、階下から苦情は言われていないと連絡がありました。
このような事例でやはり、振動を防ぐには違う素材のものを何層にも重ねる事が大事なんです!
また、機械を使用する場合はできるだけ連続して使用せず、使用する時間も21時頃までなどと限定することで階下から苦情を言われなくなると改めて確信しました。
何かご不明な点などございましたらお電話やメールでもお気軽にお問い合わせください(*^^*)