こんにちは。防音専門ピアリビングのはるきちです!
このページでは、お客様からよくご質問でいただく「外からの車の音対策」について回答していきたいと思います。
外からの車の音を防ぐ3つの方法
お客様から寄せられたご質問
大通り沿いで車の音がひどいので軽減したいと考えています。
車の音は低音域なのでやはり遮断は難しいでしょうか?引っ越したばかりなのですが、しばらくは契約上引っ越せません。。 毎日耳栓をして寝ていますが、それでも音が気になり眠ることができません。
ご質問に関する回答
外からの車の音は、お部屋の中でも音が漏れやすい窓から漏れている場合が多いです。
そのため、優先的に窓の防音対策を行うことをおすすめします。
車から発生する音の種類
車から発する音は、低音から高音まで、幅広い音域が含まれています。
高音域から順に
・走行時に発生する風切り音
・路面とタイヤが接する部分から発生するロードノイズ
・マフラー音
・トラックのマフラー音などはさらに低音域
のような音があります。
その他、道路の凸凹、段差では、車やトラックが地面とぶつかる際に大きな音が発生します。
この中で風切り音に関しては中音域の音に値するため、大掛かりな防音対策をしなくても、厚手のカーテンや防音カーテンでも軽減される見込みがあります。
一方で、低音域のマフラー音などは軽減することが非常に難しいです。

もしこれらの対策を行う場合3つの対策方法が考えられます。
具体的な対策方法について
高密度の防音材を設置する
低音域の防音対策を行う場合、高密度の防音材を使用することが大切です。
密度とは1m3当りの重量kgのことで、密度が増えるに従い吸音材の空気室がより細分化されるので、性能が良くなります。
密度が高いもの、厚いものほど中低音域の音を防音する時に使用されます。
ちなみにピアリビングでおすすめしているのは、ロックウールという吸音材です。

吸音材には様々な種類がありますが、中でもロックウールは高密度なものが多く、中低音域の音の対策には向いています。
遮音材と併せて設置する
ロックウールボードとサンダムcz-12という遮音シートを合わせることでさらに効果は高まります。

以前youtubeの動画でロックウールボードとサンダムの貼り合わせ方をご紹介しているので、参考にされてください。
ちなみに、室内に吸音材を貼ることにより吸音性が高まって、室内での反響を抑えることができます。
「窓用ワンタッチ防音ボード」を設置する
ピアリビングで販売している窓の対策商品でおすすめしているのが「窓用ワンタッチ防音ボード」です。

高密度の吸音材と遮音シートを交互に組み合わせて使っている防音材で、対策されたい窓に合わせてオーダーサイズで製作できます。
賃貸の方で大がかりな工事ができない方におすすめです。
二重窓に施工する
最後におすすめの対策方法は、二重窓に施工する方法です。

二重窓に施工すると、窓からの光を取り入れることができ、使い勝手がよい上に、しっかりとした防音対策をすることができます。
ちなみに、二重窓のガラスは、防音合わせガラスを使用しましょう。
※ピアリビングでは二重窓の販売は行っておりません。
車の騒音は低音域から高音域まで様々の音域になり、特に低音域は対策が難しいです。
そのため、窓の対策を強化するというところでおすすめの対策としては高密度の防音材を設置したり、窓のサイズに合わせて製作ができる窓用ワンタッチ防音ボードを設置する方法、あとは二重窓にする方法で検討されてみてください。
まとめ
いかがでしょうか?
実は最近私はお引っ越しをしたんですが、大通り沿いの前なので車の騒音が気になっています…(汗)特にバイクのエンジン音は中々耐え難いものですよね^^;
もし現在、車の騒音で悩まれている方は参考にされてみてください(^ ^)