~この記事は、 2022年4月1日 配信分のメールマガジン本文となります。
過去のさまざまな防音に関する情報を共有するため
本文そのままを再掲載しております。~
今日は、4月1日新年度に合わせてお引越しをされて新しい環境で新しい生活が始まった方が多いのではないでしょうか。新しい生活が始まると、おこりやすいのが「騒音トラブル」
騒音トラブルを未然に防ぐために、防音について少しおさらいしてみましょう。
音とは、物体が振動して発生するエネルギーです。このエネルギー(音)は様々な物体に伝わります。
・空気を振動させ伝わる音(空気伝達音)
・床や壁などを伝わる音(固体伝達音)
というような分かれ方をします。
音エネルギーは空気だけでなく、様々な物体に当たると、 その物体に対して透過・反射・吸音の3つのエネルギーに分散します。
防音とは、透過・反射・吸音 の3つを上手く配置する事により、音エネルギーを反射させたり、一定の方向に行かないように制御することをいいます。 そのため防音対策としては、音を透過させない=遮音(反射)と、音を吸収する=吸音(無反射)の2つを合わせて考えます。
では「遮音」や「吸音」に適したものはどのようなものがあるのでしょうか?
「遮音」とは音を透過させない・反射させるということなので、コンクリート、鉛、鉄板、石膏など固くて重くしっかりしたものが適しています。
反対に「吸音」とは、音のエネルギーを吸収するということなので、グラスウール、ロックウールなどの繊維系のフワフワ材料が適しています。
「遮音」 だけでは音のエネルギーは小さくなりません。 吸音材と遮音材を組み合わせることで、 遮音材同士で起きる音の反射を抑え、吸音材で音の力を減衰させ防音効果を高めることができます。 と、ここまでは一般的な理論なのですが、、、
昔から日本人の住まいは、畳、土壁、襖、障子、板など「吸音材」に囲まれた生活をしてきました。
しかし、今はどうでしょうか?コンクリート、ガラス、フローリング、石膏ボード、ビニールクロスなど、どれも音を反射する「遮音材」の中で生活しています。
思い出してみてください。引っ越してすぐの家では、音が反響しすぎて嫌な気分になります。いろんな荷物を置いて少し反響音がおさまる程度です。
確かに「遮音材」は「遮音性能」は高いのですが反響を繰り返すと部屋全体に音が響き遮音性能の弱い部分から音が外に漏れます。
反対に、「吸音材」に囲まれていることで音の反射が無くなり、音の力が弱まることで「防音」につながります。また、嫌な反響音が無く、落ち着いた生活を送ることができます。
実は現代の家の構造より昔の家の構造の「吸音材」に囲まれた生活の方が、よい気分で生活できるのかもしれませんね。
ピアリビングでは、「吸音材」を表面に使用し、防音効果を高めるために「吸音材」と「吸音材」の間に「遮音材」をサンドイッチしたワンタッチ防音壁という商品を販売しています。
ワンタッチ防音壁は、音の反射を無くして静かな環境を作り出すのにピッタリの商品です。新生活での騒音トラブルを未然に防ぐために、「ワンタッチ防音壁」を活用してみてはいかがでしょうか。
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抜粋 敬称略
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抜粋 敬称略
施設・その他
ヒルトン福岡シーホーク・福岡天神スタジオ・熊本パルコ・広島パルコ・鹿児島イオン・つかこうへい劇団・ATR国際電気通信基礎技術研究所・九州電気管理技術者協会・NTTコミュケーション科学基礎研究所 など…
抜粋 敬称略