みなさん、こんにちは!防音専門ピアリビングのキャサリンです(o^^o)
最近、家の近くでマンション工事が行われていて、工事中は電話の内容が聞き取れないくらいにはうるさくて困っています…。
日常生活で発生するような音とは違って、工事音や工場などで発生する機械音などは、騒音が聞こえる近隣住民側もそうですが、実際に工事を行われている会社や企業の方々も、事前にチラシなどで近隣の方に周知するなどして、双方で対策する必要があります。
このメルマガでは、工事音や工場で発生する騒音問題についてご案内します。
目次
▼騒音に関する規制と法律
たびたび社会問題になったり、時には裁判沙汰にまで発展することもある騒音問題。
実は、国や地方ごとに、騒音に関する規制や法律・条例などが定められています。
そして、「環境基準」や「騒音規制法」と言った国が定めた法律だけではなく、地域に合わせて自治体が定めた条例なども、時代や環境の変化に従って変化し続けており、細かくてわかりづらくなっています。
騒音対策をするにあたって、まずは国が定めている規制と法律をざっくりとでも、把握していただくことをお勧めいたします。
▽騒音規制法
…騒音規制法とは、簡単に言うと、国民の生活環境を維持して心体の健康を保護することを目的とした法律です。
騒音規制法の中でも、「工場・事業場騒音の規制」「建設作業騒音の規制」「深夜騒音等の規制」などが、特に工事音や工場での騒音に密接に関わってくる内容になります。
そして、実際の騒音に対する規制基準は、時間帯と区域別に、それぞれ基準が定められています。
目安として、日中から夕方にかけては大体50dB~65dB程度、朝方や深夜に関しては40dB~60dBの範囲内で、地域ごとに違った基準が定められています。
騒音規制法は、主に凄まじい騒音を発生させる工場の機械や事務所の施設、工事音などが規制の対象になります。
都道府県や地域ごとに、それぞれ地域を指定した、決められた基準の範囲内において、時間及び区域ごとの騒音規制基準が定められているのです。
そのため、騒音問題が発生した場合や、実際に騒音を発生させてしまう前に、各自治体にお問い合わせしていただくことをおすすめいたします。
▼騒音を発する側の対策や改善策とは
騒音を発生させてしまう工事現場や工場が、近隣に対して定められた基準を満たす必要があるのはもちろんですが、現場内で作業をされている方々の労働環境にも気をつける必要があります。
大きな音のする機械や、騒音に囲まれて作業をするのは、難聴になりやすいリスクと合わせて、心身ともに疲れやすくなったり、障害が出るなどの深刻なケースも想定されます。
現場内での主な改善策は、以下の通りです。
・大きな音が発生する機械などの周りを吸音材で囲ったり、防音カーテンで覆ったりして騒音を減らす。
・振動が発生する場合は、機械自体に制振シートを貼ったり、床に防振材を重ねて設置する。
・工事内の壁面に吸音材と遮音シートを貼り、耳鳴りがしやすい高音域の反響音を軽減する。
パーテーションや、防音壁・間仕切り防音カーテンなどで、騒音が発生する場所を区分けする。
実際に、それぞれの具体的な対策方法や、おすすめの商品も合わせてご紹介します。
【1】大きな音が発生する機械などの周りを吸音材で囲ったり、防音カーテンで覆ったりして騒音を減らす場合
まず、機械の周りに防音商品を設置する前に、その機械が熱を持っても大丈夫なものか確認しましょう。
設置する吸音材や防音カーテンは断熱効果があるため、機械の周りを囲ってしまうことで内側に熱が溜まりやすくなります。
▽ピアリビングでおすすめの吸音材一覧はこちら
防音カーテンで周りを囲う場合は、突っ張り棒で取り付けられる防音カーテンなどを使用すると設置もしやすく、天井ギリギリまで取り付けられるので、効果的です。
▽突っ張り棒で設置できる防炎タイプの防音カーテン「パーテン」
【2】振動が発生する場合は、機械自体に制振シートを貼ったり、床に防振材を重ねて設置する場合
振動が発生する場合は、防振マットや制振マットを活用していただくことをお勧めいたします。
屋外で使用する場合には、ゴム性の「 P防振マット」がお勧めです。
室内で振動が発生する場合には、上記の「P防振マット」の上下に、振動自体を和らげてくれる「足音マット」を重ねていただくことをお勧めいたします。
【3】工事内の壁面に吸音材と遮音シートを貼り、耳鳴りがしやすい高音域の反響音を軽減する場合
そして、室内全体に響き渡るような反響音や騒音を軽減したい場合には、出来るだけ広い範囲で、室内の壁面に吸音材単体、もしくは遮音シートと吸音材を組み合わせて設置していただくことをお勧めいたします。
ピアリビングでは、お客様の方で加工が必要ない、簡単に設置ができるオーダーメイドの防音パネル「 ワンタッチ防音壁」をご用意しています。
【4】パーテーションや、防音壁・間仕切り防音カーテンなどで、騒音が発生する場所を区分けする場合
最後に、パーテーションや防音壁・間仕切り防音カーテンなどで、場所を区分けする方法についてもご紹介します。
こちらに関しては、ピアリビングの公式Youtubeチャンネルでも設置方法などを詳しくご紹介しておりますので、ご参考いただければ幸いです。
▽【防音DIY】お部屋の中に防音仕様の間仕切りを作る方法
▽【簡単】防音カーテンを間仕切りに使う方法
▼実際に自宅で工事音や騒音が気になった時には?
ここまで、実際の騒音現場での対策方法についてご紹介いたしました。
しかし、それでも現場近くの近隣住宅で、自宅内で騒音が気になった場合にはどうしたら良いでしょうか?
正直なところ、室内に大きく響いたり、家を揺らすような騒音が聞こえてくる場合には、騒音を大きく軽減することは難しいです。
そのため、そういった、基準を超えるような騒音で悩まれている場合には、一度管理会社や各自治体などにご相談いただくことをお勧めいたします。
その上で、それでも音が気になると言う場合には、「窓」を中心に騒音対策をしていただくことをお勧めいたします。
▽二重窓と同程度の効果が見込める「窓用ワンタッチ防音ボード」
窓の対策を出来るだけ強化する場合、そもそも上記のような防音ボードで窓を隙間なく塞いでいただくのが一番ですが、そう言った対策が難しい場合には、防音カーテンのご使用がお勧めです。
▽五重構造の最強防音カーテン「 コーズ」
▽防音効果を保ちつつ、軽量化を実現した北欧風の防音カーテン「コーズNatural」
コーズナチュラルは、8月30日に発売したばかりの防音カーテンです!
北欧風なので、どんなお部屋にもマッチしやすく、完全遮光。
ひだ付きで綺麗な形状安定がついています。
とにかく防音効果を優先するなら「コーズ」や「コーズプラス」がお勧めですが、デザイン性とコスパを重視したい方には「コーズNatural」をお勧めいたします♪
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抜粋 敬称略