みなさん、こんにちは!防音専門ピアリビングのキャサリンです。
サッカーW杯中継で、私は早朝にもかかわらずテレビの前で大盛り上がりをしてしまい、泊まりに来ていた妹にうるさい!と怒られてしまいました^^;
近隣や外から聞こえる音よりも、実はトラブルになりやすい室内の騒音・・・。
そこで、今回のメルマガでは「自分の家の中で、家族や自分が立てる音」について、どれくらい音が響くのかや、効果的な防音対策方法をご紹介します!
目次
・家庭内の音ってどれくらい響くの?
・家の中で、最も音を何とかしたい場所とは?
・室内騒音に効果的な、おすすめの防音方法とは?
・まとめ
▼家庭内の音ってどれくらい響くの?
実は、家庭内トラブルに繋がりやすい室内騒音。
大建工業株式会社様の調査では、隣人や隣家からの音よりも「自分の家の中で、家族や自分が立てる音」が気になる人が多いことが分かっています。
こちらの調査では、「家の中で、家族や自分が立てる音」が最も気になる音の半分近くを占め、その次に「戸外から聞こえる音」「室内に響く音」という結果になりました。
引用元:https://www.daiken.jp/sounddesign/basic_noise.html
さらに、上記の調査結果では、特に気になる音として「ドア・引き戸・窓の開閉音」が最も多く、「掃除機をかける音」「テレビやラジオ・ゲームの音」が続きました。
他にも「子供が走り回る音」「換気扇の音」「食器洗浄器の音」などが挙げられています。
これらの生活音は、目安として約60デシベルから、場合によっては70デシベル以上の音として計測されます。
70デシベル以上になると、明らかにうるさいと感じる程度のレベルになります。
日常生活で我慢が重なり、ストレスが積もることで、思わぬ家庭トラブルに発展することも。
家庭内でよく「うるさい」と注意されてしまう場合は、出来るだけ意識して、大きな音を発しないように心得ておくだけでも、音の響きなどは十分変わっていきます。
また、逆に、家庭内での音が気になって普段から我慢しているという場合には、ストレスになる前に、ご家庭内で一度話し合う時間を設けて、特に気になる音や少しでも気をつけて欲しいという旨をお伝えしていただくことをお勧めいたします。
▼家の中で、最も音を何とかしたい場所とは?
先ほど、特に気になる音として「ドア・引き戸・窓の開閉音」が最も多いとお伝えしましたが、室内騒音の対策箇所として、ピアリビングにお問い合わせをいただく中で最も多い場所が「ドアや引き戸」になります。
窓の対策についてお問い合わせをいただくことも多いのですが、窓の対策となると、どちらかと言えば、外からの交通騒音や工事音が気になるといったお問い合わせが多いため、今回は「ドアや引き戸」、そして「室内を仕切る方法」についてご紹介します。
→窓の防音対策に関しては、こちらの記事でもご紹介していますので、よければご参考ください。
▼室内騒音に効果的な、おすすめの防音方法とは?
室内騒音で特に気になるのが、ドアや引き戸から入ってくる音。
何の音なのかによっても適切な対策方法は異なりますが、今回は対策レベル別でご紹介します。
レベル1:ドアや引き戸の隙間を、隙間用テープやエプトシーラーなどで塞ぐ
まず、すぐに出来る方法として、クッション性のある隙間用テープでドアや引き戸の隙間を出来るだけ無くしていただくことをお勧めいたします。
ピアリビングでは、「エプトシーラー」という商品をお勧めしております。
残念ながら当店では、現在お取り扱いがないのですが、Amazonやホームセンターなどでもご購入いただけます。
レベル2:ドアや引き戸の前に、防音カーテンを設置する
次におすすめの方法としては、音が出ているお部屋側のドアや引き戸の前に、防音カーテンを設置していただくといった方法です。
ピアリビングでは、ドア用の「両面仕様の防音カーテンコーズ」や、突っ張り棒で設置出来る「吸音材が差し込めるポケット付き防音カーテン」、「防炎機能付きのオフィスでも使える防音カーテン」などがございます。
▽ドア用の「両面仕様の防音カーテンコーズ」
▽吸音材が差し込めるポケット付き防音カーテン
▽防炎機能付きのオフィスでも使える防音カーテン
※さらに、実際にドアの前に「両面仕様の防音カーテンコーズ」を設置して、どれくらい防音効果があるのか実験した動画をご紹介します。
※こちらの動画は、防音カーテン単体で、室内を仕切った場合の防音効果を実際に実験した動画になります。防音カーテンで室内の間仕切りを検討中の方はこちらの動画をご確認ください。
防音カーテンを使ってドアや引き戸・間仕切りの防音対策をご検討中の方は、ぜひご参考ください!
レベル3:防音パネルや防音ボードで完全に塞いでしまう
最後にご紹介する方法は、ドアや引き戸を完全に塞いでしまう方法です。
基本的に、ドアや引き戸を開閉しない前提となりますので予めご了承ください。
また、こちらの方法で室内を仕切る場合も、取り外しや出入りを考えない前提となります。
ピアリビングの商品であれば、最大90cm角内であれば、高密度吸音材と遮音材を使用してご希望のサイズでオーダーメイドでお作りする防音パネル「ワンタッチ防音壁」などがお勧めです。
なお、もう少し費用を抑えて、出来るだけDIYで防音パネルを設置したいという場合には、「高密度吸音材ロックウールボード」と「遮音シートサンダムCZ-12」を貼り合わせて、防音パネルを自作して対策していただくことをお勧めいたします。
▽ワンタッチ防音壁
※こちらの動画では、実際に引き戸を「ワンタッチ防音壁」で覆う方法と、覆った場合の防音効果について実験しています。
▽高密度吸音材ロックウールボード
▽遮音シートサンダムCZ-12
▼こちらの動画では、ロックウールボードとサンダムCZ-12を使った自作防音パネルの作り方をご紹介しています。
まとめ
今回は、室内騒音について解説するとともに、主に室内騒音できになるドアや引き戸の防音対策方法についてご紹介しました。
こちらの動画では、今回ご紹介したドアや引き戸の防音対策方法について、分かりやすくまとめていますのでよろしければご参考ください!
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抜粋 敬称略
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抜粋 敬称略