軽いマットなのに厚さがあるから防音できる!とか
遮音シートや防音シートを貼るだけで防音できる!と
適当に販売する業者が最近多くなりました。
うちのお店にも「他店で買った防音マットがまるで効果ないんです」とか「壁に遮音シートを張れば音が小さくなるんですか」という声をよくいただきます。
音というのは空気を通して響く空気音と
建物など通して響く(振動を伴う)固体音とあります。
空気音は(声など)空気がないところでは実は響きません。
通常の生活で空気がないという環境はないのでそれは不可能ですよね。
よく遮音シートや防音シートなどで音が防げるとうたって販売している業者さんがいます。
確かに遮音シートは通常品で10~15dBほど軽減はしますが、生活音は普段60~80dBほどあり、うるさい!と思う音になると100dBを超えます。
こんなに大きな音に対して遮音シートなどの軽減は耳で聞くとわからない程度しかなりません。(だから効果がないように思えます)
じゃどうしたらいいのでしょうか・・
まず吸音材を使って音エネルギーを軽減してあげましょう。
よく大きな声を出してもお布団やクッションなど口に当てて声をだすと小さくなりますよね。
これが吸音の効果です。
ただ、音エネルギーは小さくなりますが、完全に消えた感じではなく少し聞こえるほうが多いですよね。
その小さくなって漏れている音を遮断できるのが遮音になります。
遮音って音を跳ね返す作用があるので、その声はまたクッションの中に戻る感じでしょうか・・
だからまず吸音して音エネルギーを小さく、その次は遮音で音を跳ね返えす。。
こんな感じで防音効果が増します。
この時も遮音シートは重量のあるシートで(10mで20kgもあるんです)音を防ぐんですよね。
ただこれも音の大きさによって遮音の度合いも多くする必要がもちろんあります。
そして次は振動を伴う音。
ドタドタする足音や運動器具、洗濯機、スピーカー、ドラムなど、すべて振動が床やつながっている壁や天井など建物全体に響いてしまいます。
これを軽減するには・・
例をあげると車のタイヤ・・車にはどうしてゴム製のタイヤかわかりますか?
それは振動を吸収できる適度な軟度、でも重さや振動でつぶれしまうほど柔らかいとタイヤはやはり振動します。
タイヤがもしもスポンジみたいだったらどうでしょう・・
重さでぺっしゃんこになりゴトゴト振動が伝わってきます。
つまり振動には適度な柔らかさ、そして重さが必要になります。
楽器のシンバルなどたたくと振動がでます。
それを消すのに抑えると思うのですが、振動を伴う音も動いているものを重さでドンっと抑えて振動を止めてあげる状態にする必要があります。
軽いと一緒に共鳴して振動してしまいますから・・
少し難しいのですが、音を遮断する効果のあるものは
重さを伴うもの(遮音シート・遮音マット・鉛・石膏ボード・コンクリートなど)
すべてかなり重量があります。
吸音できるものは軽いのですが、気泡が必ず繊維状になっている事。
スタイロフォームや発泡スチロールなど空気が入って流れないものは音エネルギーを小さくできません。
少し難しいのですが、少しづつまたブログでわかりやすく説明していきますね^^
ただ基本は「防音できるもの=重量が必要」
これだけは頭に入れておきましょう^^
だから防音カーテンや防音カーペットも効果がある物は基本重くなります。
うちで人気の防音カーテンはほんとゴワゴワした感じでどっしりと重く、極端にいうと窓に薄い壁の層ができた?と思うような商品です。
もちろん普通のカーテンより重く隙間ができないようにヒダなどなくフラットな形状^^
もちろんこの防音カーテン1枚で完全に音を防ぐというのは難しいのですが、2枚使用したり隙間をできるだけなくす事で気になる音を軽減できればと思います♪
【3重構造防音カーテン コーズ】
http://www.pialiving.com/curtain/cause.html
【ワンタッチ防音壁 ピアリビングオリジナル つっぱりポールセット】
http://www.pialiving.com/order/poleset.html
30分であれば設置可能。
大がかりな工事の必要もなくつっぱりポールのウラに防音ボードをいれるだけ♪
【防音対策Q&A】
http://www.pialiving.com/special/firststep.html
音が気になるなぁ~と思ったら防音専門ピアリビングまでお気軽にどうぞ♪
店長の室水でした~~(^o^)丿
防音専門「ピアリビング」のfacebookページです♪
こちらで新鮮な防音商品など情報を流しています♪
よろしければ「いいね」ボタンを押していただけると嬉しいです(*^_^*)