遮音?吸音?防音?防振?どう違うの?
【防音】
遮音・吸音・消音・防振などがあり、それらをすべて含めて「防音」といいます^^
【遮音】
音を遮ることです。
コンクリートや石膏ボード、鉛などは音を遮る効果あがります。
音はまっすぐにすすんで壁などにぶつかるのですが、それを向こう側に響かないように遮断します。
じゃ、遮音だけすれば「防音」の効果があるのでは??
そう感じてしまいますが、先ほどもいいました通り、音はまっすぐすすんでぶつかりますので、それを遮断して跳ね返した場合、音が跳ね返りまた室内でこだまのように反響しあいます。
何も物がない空き家のオフィスや体育館などはこの音の反響などで音がワァンワァンの残りるのはわかると思いますが、これは遮音が強い場合の状態になります。
【吸音】
ぶつかる音を吸音することです。
掃除機のように吸い取るわけではありません。
音が壁にまっすぐぶつかって多孔質状の繊維の中で拡散されて音エネルギーが小さくなります。
お布団などに口をあてて声をだすと声が小さくなりますよね。
あれはお布団の綿や繊維の中に声がはいりこんで中で拡散されて音エネルギーが小さくなるからです。
主にロックウール・グラスウール・ウレタンなどが代表的な吸音材になります。
ただ穴の開いた有孔ボードなども吸音効果あがるのですが、あれは壁にぶつかる音が穴の開いた部分からだけは中にはいっていき、空気層で音エネルギーを小さくする作用があります。
重低音の場合は多孔質の吸音材よりは有孔ボードが効果的になります。
【防振】
これは振動をともなう音を軽減することです。
例えば、床など足音や掃除機や洗濯機、またはドアの開閉音などでおこる振動などを重たい材料で止めてあげることが防振になります。
代表的なのはゴム製の遮音マットなどです。
重量と振動にたいして多少の柔軟さも兼ね備えたものが効果的になります。
実は「防音」とはこのあるとあらゆるものをすべて含みます。
なので「防音対策」とひとことでいっても、音源を囲むように、そしてその音に対して効果のある対策方法で対策しなくては効果も半減してしまうんですね。
音は吸音して音エネルギーを小さくしてから遮音、防振をするのが大事になります。
もちろんすきまがあると空気と一緒に音もれもしますので、できるだけすきまをつくらないように対策することが必要です^^
でもそうは言ってもすべていっぺんにするなら高額のお金もかかりますので、たとえば、まず「防音カーペット」→「防音カーテン」→「防音ボード」など
気になるところから1つ1つ防音対策をされることがおすすめです(#^.^#)
音は一か所の対策ではほかの部分からの音もれで効果がわかりにくい場合もあります。
まずしてみて、効果がかんじられなければ、さらに範囲をひろげて対策と対策をされるとよいと思います(●^o^●)
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