【Q】3階建てアパートの2階に住んでいますが、ベランダを共有する隣家のエアコン室外機がうるさく、安眠できません。アルミサッシの窓に何かを貼って、防音効果を高めることはできないでしょうか。
【A】窓から入ってくる騒音に対しては、防音カーテンが簡単で効果的です。防音カーテンを取り付ける場合は、通常のカーテンより長めに設置します。できれば幅も窓より5cm〜10cm以上広くして、窓をすっぽり囲むように設置するのが理想です。
カーテンレールはできれば天井付けにして、隙間をなくすようにしましょう。通常のカーテンレールのように窓枠のすぐ上の壁に設置されている場合は、カーテンレールの上からの音もれを防ぐためにカーテンレールカバーをつけるなどしてできるだけ隙間なく設置してみてください。
それでも気になる場合は防音カーテンか厚手のカーテンを2重に吊す、またはレースカーテンも防音仕様のものにするだけでも効果がUPします
【防音カーテン・防音レースカーテン一覧】
http://www.pialiving.com/list/mado.html
【カーテンレールカバー】
http://www.pialiving.com/curtain/curtainbox.html
【Q】工場勤めの主人のシフトが変わり、夜勤が多くなりました。でも主人は神経質で、昼間は周囲の音が気になって寝られないとこぼしています。夫婦の寝室を防音室にすることは可能でしょうか。ちなみに、わが家は3LDKの分譲マンションです。
【A】部屋を防音室にするには、床、壁、窓、ドア、通気口、天井のすべてに防音対策を施さなければなりません。すでに完成している家の場合、通気口や天井の防音対策はなかなか困難です。ですから、ご主人ががまんできる範囲に騒音を軽減することを目的とするべきでしょう。
そのためには、夫婦の寝室は家の中で一番静かな場所でなければなりません。部屋のレイアウトや家具の配置も、騒音源を考えながら吟味してみてください。
その上で、床と壁、窓やドアの防音を少しずつ加えていきます。手をつけるのは、一番気になるところからです。窓からの音が気になるようでしたら、窓に防音カーテンを取り付けます。1枚のカーテンで不足だったら、防音カーテンを二重にします。
【窓の対策例】
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【Q】ベリーダンスを習っていて、家でも練習できたらと思う毎日です。ワンルームの賃貸マンションでの1人暮らし。「マンションでダンスの練習なんて非常識!」と友だちにも言われてしまいました。
防音カーペットなどを敷いてもステップの音や振動は防げないものなのでしょうか? どの程度の効果があるのか知りたいです。
【A】跳んだり跳ねたりするのでなければ、防音カーペットと遮音マットの組み合わせで、階下への音を軽減できます。今人気のベリーダンスは派手な動きではないので、それほど心配しなくても大丈夫でしょう。
ただ振動が激しい場合は、P防振マットを2重にされるとか、オーダーで乾式二重床を製作することも可能です。
【防音オーダー商品一覧】
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【Q】鉄筋コンクリートのマンションなのですが、上の階の方が、深夜にラジカセで音楽を聞いているようで、音はほとんど聞こえてこないのに、ベース調のリズム的な振動音だけが天井の一部から伝わってきます。苦情を伝える前に、自分で簡単に対処できる方法があればすぐにでもやってしまいたいのですが、上からの振動音を防ぐのは可能でしょうか?
【A】防音で最も厄介なのが、建物の構造体を伝わってくる振動です。それが上からとなると、実際のところお手上げに近い状態といわざるを得ません。
なぜかというと、振動が伝わるのを防ぐためには、間に空間を作る必要がありますが、建物の構造体は切断するわけにはいかないからです。また、後施工がやりにくいのが天井で、落下による事故を考えると、吸音材などを貼るわにもいきません。
(もちろんお客様が実際に吸音材を天井に貼るのは可能ですが・・)
このケースで最良の対策方法は、上の階の人に実情を知らせて理解してもらい、深夜はヘッドホンなどを利用してもらうか、遮音マットなどの防音対策をしてもらうことでしょう。
【Q】2DKのアパートに親子3人で住んでいます。間取りの都合上、子供部屋が6畳の和室ですが、よく友だちを家に呼んで走り回っているので、足音が階下に響かないように対策したいと思います。畳の部屋の防音はどうすればいいのでしょうか?
【A】畳はそれ自身が吸音材の性質を持っていますので、フローリングなどに比べると、音は伝わりにくいといえます。さらに防音対策をする場合には、畳の下に「サンダムE40」や「P防振マット」などの遮音マットを敷くとよいでしょう。
それで不十分な場合は、畳の上を1枚ものの防音カーペットで覆ってしまう必要があります。「サウンドプラン」や「サウンドベロア」がおすすめです。
【防音カーペット一覧】
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静床ライトは防音性が大変優れていますがどっしりと気密性が高いため、湿気が多い畳の場合、万が一カビなどの発生のおそれもありますのでなるべく1枚ものがオススメです。
■オーディオ・シアタールームのお悩み
遮音、音響調整、残響音、吸音etc 質の高い趣味の空間を作るために
《ワンポイントアドバイス》
ご近所に気兼ねなくオーディオや映画などを楽しみたいというお客さまが増えています。
この場合、外に音が漏れないようにするだけでなく、「いい音」が楽しめるように反響音をコントロールする必要もあります。防音プラス吸音ということですね。
吸音はカーテンをする、グラスウールなどの吸音ボードを設置することで簡単にできます♪
音は壁にぶつかって跳ね返ることで反響し、クリアな音ではなくなります。そこで壁2面ほどに吸音材を使用すると、反響音が低減されます。吸音工事は防音工事に比べて安価にすみ、簡単であることが特徴です。
例)吸音工事例これは腰壁に吸音材を使用して室内の音をクリアにしています
一方の防音対策ですが、すき間があるとそこから音が漏れてしまいますので、「すき間なく」ということが大切です。お部屋の構造や楽しみたい音量によっては、全面施行が必要になることもありますが、少なくとも床、壁、窓には防音対策が必要です。
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