あまり普段聞くことのない「無響室」
これは音響機器の性能を調べたりするために反響がない部屋のことです。
(音の響きが残らない部屋ですね)
天井、床、壁が音を完全に吸収するようになっていて、長さ10cm程度のくさび(吸音素材)がすべての面にしきつめられています。
波長の短い高音はくさびの隙間で反射を繰り返すうちに吸収される
波長の長い低い音に対しても、くさびがある壁では反響インピーダンスがだんだん変化をしてくうちに反射がすくなくなり吸収されます。
このくさびの長さが長いほど低い低周波まで吸音します。
ピアリビングでも無響室を施工させていただきました
施工の様子
http://www.pialiving.com/example/006.html
これとは反対に残響室というのもあり、それはすべての壁、天井、床をコンクリートの打ちっ放しの状態で大変音が反響します。
しかも壁、床など互いに平行なものがなくひとくみの向かいあった面で、キャッチボールのように反射を繰り返すのではなく、壁などにぶつかった音が屈折して違う部分にまたぶつかります。
このような部屋は残響の長い音が得られる。
音はひとつの壁にぶつかる度に減衰するので残響時間が短くなる。
その残響時間の変化から吸音材の吸音率が計算できます^^
音っておもしろいですね~~
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