壁用防音パネル・防音ボードで音漏れと反響を抑える
壁の音漏れや反響をしっかり抑える、壁用の防音パネル・防音ボードです。お部屋のサイズに合わせて一枚ずつ製作し、吸音と遮音を重ねた多層構造で、話し声やテレビ音の伝わりを低減します。
突っ張り支柱や固定テープ、メッシュパネルなどの部材を選べば、工事不要で賃貸でも設置可能。熟練の職人が丁寧に仕上げるため見た目もすっきり。採寸や分割加工、最適な厚みまでスタッフがご案内します。
防音パネルで解決できること(話し声/テレビ音/反響)
壁から伝わる話し声やテレビの音を小さくし、部屋の中の響きを抑えます。話し声は子音が多く聞き取りやすい音域ですが、吸音層で反射を減らすことで明瞭さを落とし、隣室への伝わりを和らげます。テレビ音は人の声に加えて効果音が混ざるため、壁面の一面以上を連続して覆うと体感が安定します。
室内の反響は、硬い壁で起きる跳ね返りが主因です。パネルを耳の高さ付近や音源の正面に配置すると、声のこもりが減り会話がしやすくなります。工事がいらない固定方法を選べば、賃貸でも安心して導入できます。
構造と仕組み
防音パネルは、音を「中で減らす」吸音層と、「通しにくくする」遮音層を重ねた多層構造です。
まず表側で音エネルギーを吸収して反射を抑え、残った音を密度の高い層で遮ります。これにより室内の響きを整えながら、壁を通過する音も弱めます。面積を確保して継ぎ目を減らすと効果が出やすく、テレビ背面や話し声が向かう壁から始めると無駄がありません。
吸音材の役割
吸音材は、届いた音を内部で熱に変えて減らすパートです。スポンジや繊維などの多孔質材が細かな空気の通り道を作り、音の振動を弱めます。これにより室内の反射が減り、声の刺さりやこもりが軽くなります。
耳の高さ、音源の正面、対向壁に配置すると体感が上がります。厚みを増やすと低めの音にも効きやすくなりますが、まずは必要な面だけを押さえるのがコスト効率に優れます。
遮音材の役割
遮音材は、質量と密度で音の通過を妨げるパートです。板状の材料で面を連続させると、音が抜けるルートを減らせます。特に隙間は弱点になりやすいため、分割時はジョイント部をきれいに合わせ、周囲をしっかり密着させることが大切です。
吸音材と組み合わせることで、室内の響きを整えつつ、隣室へ出ていく音も同時に抑えられます。
壁用防音パネル・ボードの種類
おすすめの設置用取付部材
壁に防音パネルや吸音材を設置する場合、別途取り付け用の部材が必要になります。ピアリビングでは、壁を傷付けずに設置ができる取り付け部材もご用意しています。
Q&A
- 壁に使える防音パネルにはどのようなものがありますか?
- ピアリビングでは、吸音材と遮音シートを組み合わせた、オーダーメイド対応や工事不要の「ワンタッチ防音壁」などを取り扱っています。
- 防音パネルの取り付けに必要な部材には何がありますか?
- 代表的な取り付け部材は以下の通りです。
・ラブリコ 2×4木材セット:突っ張り構造で壁に傷をつけずに設置可能。
・つっぱりポールセット:メッシュパネルと組み合わせて使うことで、DIYでもしっかり固定可能です。
・塩ビジョイナー:吸音材やパネルを差し込んで固定でき、見た目も美しく整います。
・超強力両面ボンドテープ:手軽に設置できるが、壁紙を傷める可能性があるため注意が必要です。
- 防音パネルはどのような音に効果がありますか?
- 話し声、テレビの音、生活音などの空気伝播音に特に効果的です。在宅ワークや楽器練習、ペットの鳴き声対策にも活用されています。
- 防音パネルはオーダーメイドできますか?
- ピアリビングで販売しているワンタッチ防音壁は、壁サイズに合わせたオーダーメイド製作が可能で、空間にぴったり合う防音設置ができます。
ロックウールボードやGCボード等の吸音ボードのカットは承っておりません。
- 防音パネルを自作することはできますか?
- はい。吸音材と遮音シートをボンドやテープで貼り合わせ、防音パネルを自作する方法もあります。突っ張り棒などを使えば、賃貸でも原状回復が可能です。