まず防音カーテンはどんなのがいいの?選び方のポイントを教えてほしい。
防音カーテンだけじゃあんまり効果ないけど、もっと簡単に効果が出る方法はない?
質問1)足音がうるさいと苦情をいわれました
まずは簡単にできる対策、防音カーペット「静床ライト」を敷くことをおすすめします。
足音にも効果のある静床ライトは、通常の防音カーペットとどう違うのでしょうか? バッキン(振動を吸収する部分)をご覧ください。
バッキング部分が実は立体になっていますので、しっかり振動を吸収してくれます。
施工はタイルを置いていくだけ、家具があっても動かさずに床部分に敷くだけなので簡単です。
質問2)静床ライトだけじゃうちの床は響くので心配です
下にピアリビングのオリジナルで遮音・防振動にも効果のある「P防振マット」を敷くだけで大丈夫です。
ゴム素材のマットはどれも同じじゃないんです。普通のゴムマットは劣化を防ぐため表面に油がついてるし、耐久性があまりないので外ではご使用できませんが、P防振マットは表面にコーティングもないのに耐久性がよく外でもご使用できます
質問3)フローリングじゃなく畳の場合どう対策したらいいの?
畳はもともと響きにくいのですが、畳と畳の下がぶつかる音が響くことがあります。
この対策は簡単です。このように「P防振マット」を畳の下に敷いてしまいましょう。
それでも気になる場合は、畳の上に「サウンドクリエ」や「サウンドイデア」のような畳に負担のかからない軟らかめの防音カーペットをご使用いただくのが良いです。
質問4)ドラムをしたいんだけど、簡単にできる振動対策はどうしたらいい?
ドラム振動は相当あります。集合住宅ではしっかりした防音対策は厳しいですが、これをするだけでもずいぶん違います。
以前お客様がこの様にご使用されていて大変好評でした。
下からP防振マット→鉛シート→P防振マット→静床ライトこの順番でご使用されています。
質問5)ドラムやピアノが置ける防振のステージが欲しい
ドラムやピアノの防振対策のステージとして手軽に使用できるのは、『大建工業 防振ベース』です。
ピアノなどの下に敷き込むだけで階下への音漏れを防止。耳に聞こえる音の大きさを約30%軽減します。
お客様のご要望に合わせて、大建防振ベースの防振効果を強化した防振ステージも製作してます。
『ピアリビングオリジナル 簡易乾式二重床』
お客様のご希望のサイズに合わせて製作することができる、オーダーメイド商品です。
質問6)カーペットの繊維が苦手なんです
ではコルクとP防振マットを合わせてご使用されてはいかがでしょう?
ただコルクは軽いので防音性が落ちます。なので「P防振マット」をコルクの下に敷き振動を軽減しましょう。
質問1)まず防音カーテンはどんなのがいいの?選び方のポイントを教えてほしい。
はい、防音カーテン選びのポイントをお答えします。
1.まず重量がある重たい物のほうが効果が高くなります。
重さがありゴワつくくらいの方が良いです。またドレープが少ない物の方が隙間ができにくいです。
2.窓枠より大きな物を選びましょう。
カーテンの場合は隙間がどれくらい防げるかがかなり重要になります。大きめの物を選んで窓を覆うような形でご使用ください。また、できるならカーテンレールの上の隙間を防ぐため表面付けより天井付けのカーテンレールにされるほうが効果が高くなります。それが難しい場合はカーテンボックスを使用しましょう。
3.おしゃれ感?機能性?どちらを重視するか検討してえらびましょう。
最近では防音カーテンもいろいろな種類のものが増えて一見おしゃれで防音効果があるように宣伝されていますが、ただコーティングだけしてあるものや、コーティングの層が何層かあるくらいではあまり防音性能は期待できません。遮音層が何層もあるタイプを選びましょう。
質問2)防音カーテンの効果的な使用方向を教えてほしい。
1.空気層をつくりましょう。
もし可能なら窓ガラスから少し離して空気層を作ってあげる方が効果が高くなります。
2.防音カーテンの隙間がないようにしまししょう。
カーテンの横や上にできるだけ隙間がないように吊しましょう。もし可能ならマジックテープや押しピンなどご使用されてみてください。
3.防音レースカーテンなどを併用して防音性をUPしましょう。
遮音層が少しでも多いほうが効果が高くなります。
4.窓以外から音がはいっている場合はその他の部分も防音対策をしたほうが良いです。
カーテンでは重低音や電車の走行音など振動を伴う物はあまり効果を感じられない場合があります。また窓を塞いだとしても壁が薄いお部屋に隙間が覆い、ドアや通気口など空気が入る所が覆い場合もカーテン以外の対策もする必要があります。
質問3)防音カーテンってどれが一番効果あるの?
防音カーテンの効果を順位で表すとこうなります。
1位 4重構造のサウンドガード3
4重構造で大変重くスタジオなどでご使用されるタイプのカーテンになります。
色はブラウンですが、ご希望によって裏面(アイボリー)を表面にして縫製する事も可能です。ただこの場合表面は布というかんじではなく塩ビラミネートが表にきてしまいますのでできればブラウンの方を表に縫製する事をお勧めします。
*重量があるのでサイズによっては丈夫なカーテンレールにする必要があります。
2位 3重構造のコーズ
国産で縫製がしっかりしていて重の遮音構造。
お値段の割に効果が高いの特徴です。通常のカーテンレールでも使用できますしサイズも豊富でオーダーでの製作も可能です。
防音効果と吸音の効果もありますので壁に吊してピアノなどの音の吸音調整も可能なカーテンです。
当店では一番人気の防音カーテンになります。
質問4)防音カーテンだけじゃあんまり効果ないけど、もっと簡単に効果が出る方法はない?
思い切ってレースのカーテンの代わりにもう1枚防音カーテンを使ってみてください。
通常ではこういった使い方はしないのですが、防音カーテンを2枚ダブルで使用するという方法があります。実際にピア店長もレースのカーテンの代わりにもう1枚防音カーテン(コーズ)を使用したら、はっきり効果がわかるほど防音性がUPしました。
そんなに予算がないという場合は、防音カーテンと通常の厚手カーテンを併用してみてください。少しの工夫で意外と簡単に効果が上がります。
質問5)思い切って窓を塞ぐくらいで防音したい。ただ賃貸なので完全に窓をつぶすことはできません。
『窓用ワンタッチ防音ボード』がございます。窓枠等に手を加えることなく、枠にボードをはめ込むだけの防音ボードです。完全オーダー品なので、お客様の窓のサイズに合ったサイズで制作致します。
質問6)もっと取り外しができて防音カーテンと併用して防音できる方法はないの?
防音カーテンと窓ガラスの間に空気層をつくれない場合や、それでも効果を感じない場合は吸音材を利用しちゃいましょう。
実際Twitterでお客様がUPしてくださった画像です。ジョイナーを使われて上手に設置されておられました。
ピア店長のミニアドバイス
その他ただ吸音材を窓に立てかけてしまうお客様もおられます。音が気になる時だけ使用するという方法もありますね。
ただ吸音材はベットマットのように柔らかな素材のため頻繁に取り外しをされますと端がヨレヨレになったりする場合もあります。
ポリエステル素材のポリリーフやパーフェクトバリアの場合は、チクチク感もなく比較的ヨレヨレになりにくい素材になります。(安心な吸音材としていま注目されています)
壁が薄いとそう簡単に防音って出来ないですよね。このお悩みは13年前にピア店長のもとによせられたメールが始まりでした。
「床は防音カーペットがありますが、うちは隣の方から子供の声がうるさいと言われて社宅なので肩身の狭い思いをしています。なんとか壁の対策というはできないでしょうか。このままではこの社宅を出なくてはいけなくなります。どうか助けてください」
当時は壁を簡単に防音できる方法も商品もありませんでしたし大手も個人宅の防音は苦情が出やすい為あまり扱いたがらないのが現状でした。そこで当社で(内装業ですので)なにかできないかといろいろな方法を考案してきました。いまでもお客様の声を第一にいろいろな対策や商品を出して音で悩んでいる方に喜んでいただきたいという思いです。
質問1)壁が薄いみたいで隣の声が聞こえるんです
以前はGL工法といって石膏等と接着剤を混ぜて練ったものを団子状にして、コンクリート壁面に直接、だんご状に点付けし、その上からプラスターボードなどを圧着する工法が大変多かったため、コンクリート壁とボードの間に空間が出来ることにより、音が太鼓のように共鳴(共振)して増幅され、上下階・隣接住戸間の防音性能が邸かして音がかえって響きやすくなってしまっていました。そのため当時の建設物はどうしても壁からの音がよく響く構造になっている場合が多いです。床の次に多い音の問題になっています。
まず壁の対策は大がかりになりますので家具の配置を考えてみましょう。
音の気になる壁面に家具をおいてしまいましょう。それだけでも気にならなくなる場合があります。
それでも気になる場合は壁の後ろにMGボードやGCボードなど吸音材を挟んでしまうのもアリですね。
さらに防音性を高めたいならワンタッチ防音壁をオススメします。
質問2)壁面全体を簡単に施工したいです。素人ですし肌も弱いんですけどできますか?
大丈夫です。eフェルトなどポリエステル素材の吸音材ならお肌もかゆくならないし安心です。施工はジョイナーの取り付けさえできればあとはさほどむずかしくありません。
あらかじめ吸音材にはガラスクロスを貼り、ピア店長と女性スタッフで施工しました。
質問3)DIYくらいできるけどもう少し防音できる施工はないの?
ピアリビングが考え出した工法があります。簡単ですけど効果が結構あります。
遮音シートとジョイナー、吸音材を使用して簡単に施工しています。これなら素人でも音をたてずに施工が可能です。
質問4)遮音シートを貼るのは大変。もっと簡単に防音施工できないの?
ワンタッチ防音壁なら遮音シートを壁に貼る手間もなく1枚で吸音・遮音・防音・断熱効果があります。
※YouTubeにつながり音が出ます。ご注意ください。
ジョイナーを取り付ければ後はぱねるをはめ込んでいくだけの簡単防音施工です。
家具の後ろに入れ込んでOK。素材が柔らかいため転倒して割れる等の心配もありません。
ピアノの音は鍵盤をたたくと弦が振動し響板に伝達され、主に響板から放射された音が空気を伝わって響く「空気音」、弦や響板の振動がピアノの筐体からキャスターを経由して床に伝わり「固体音」として伝搬するので、ピアノの音対策はこの「空気音」(響いている音)と「固体音」(振動)のどちらの対策も必要となります。
まず簡単なのはピアノの下にゴム素材のマットと防音カーペットの組み合わせを敷く。
窓には防音カーテン、できれば壁もひびく場合は防音壁や防音パネルなどをされることをオススメします。
質問1)ピアノの防音対策って何からはじめたらいいの?
まずは床と窓の対策から始めましょう。
フローリングのお部屋では、「静床ライト」と「P防振マット」での床対策がお勧めです。
畳のお部屋の場合は、「P防振マットを畳の下に敷いてから、畳の上に「静床ライト」よりも通気性のよい1枚ものの防音カーペット(サウンドクリエ、サウンドイデアなど)を使用するのが望ましいです。
【床対策】
静床ライト
P防振マット
1枚もの防音カーペット
質問2)ピアノの音の反響が気になってしまうのでいい商品ありませんか?
壁の反響音の軽減には吸音材の使用がおすすめで、 特にお手軽なのはロックウール吸音材です。吸音材数枚をアップライトピアノの背面に差し込んだだけで、音の響きがクリアになったという感想をよくいただきます(感じ方には個人差があります)。
『ピアノ吸音ボード』も当社オリジナルで作成しています。サイズオーダーも可能です。
床には静床ライトなど吸音効果のあるカーペットがおすすめです。
吸音はあまり過度に行ってしまうと、今度は逆に音の響きが足りず、物足りなさを感じるようになってしまいますのでお気をつけ下さい。
防音専門ピアリビング © 2002 Pialiving Co., Ltd.