防音お悩み解決ガイド
こちらのページでは、防音や音の対策を行う上でよく使われる用語について、詳しくご説明しています。
1.防音とは?
「防音」という用語は、これから説明する「吸音」や「遮音」などの用語をまとめて、総称した意味で使用されます。広い意味で、「音を軽減すること・防ぐこと」を目的とする場合によく使われている言葉です。
2.遮音とは?
音をできるだけ多く反射させて、音を遮ることを言います。つまり、音が抜ける音が小さいものほど遮音性が高いと言えます。
例えば…
ピアノやステレオの音を外に出さない。外の音を中に入れない。(遮音シート、石膏ボード、鉛など)
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サンダム CZ-12
初心者にも扱いやすい、軟質性の遮音シートです。
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P鉛シート
あらかじめ粘着剤が付いているので、取付けが能率的、経済的に行えます。
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ソフトカーム 鉛シート
遮音をしすぎてしまうとお部屋の中 で音が反響しあい音が聞き取りにくくなる場合があります。音を楽しみたい場合は適度な吸音も大切です。
- スタッフの一言
- 遮音をしすぎてしまうとお部屋の中で音が反響しあい音が聞き取りにくくなる場合があります。音を楽しみたい場合は適度な吸音も大切です。
3.吸音とは?
音をできるだけ多く抜けさせて、音を反射させないことをいいます。つまり反射させないものほど吸音性が高いと言えます。
例えば…
部屋の響きを抑えたい。(グラスウール、ロックウールなど)
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ロックウールボード
吸音効果に優れたロックウール表面をガラスクロスで被覆。そのまま壁の表面材として使えます。
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GCボード
密度32kg/m³のグラスウールをガラスクロスで被覆。表面材として使えます。
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ポリリーフ
安心安全なポリエステル素材の吸音材です。繊維飛散の心配なく、表面にクロスを貼ることも可能です。
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フェルメノン
カラー展開が豊富な、軽量のフェルト系吸音材です。虫ピンやホットメルトなどで壁に設置できます。
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カームフレックス
低~中周波域の吸音に適したウレタン系の吸音材です。軽量で、裏面に粘着剤がついているので、そのまま貼り付けて設置できます。
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カルモフォーム
今までに無い特徴を持った高性能吸音材です。水を含んでも劣化しづらく、軽量なのに高い吸音性能を発揮します。
- スタッフの一言
- 適度な吸音は音をクリアにして聞き取りやすくなりますが、吸音を逆にしすぎて反響音があまりなくなると物足りなく感じる場合があります。
4.制振とは?
振動を短時間に止め、音の発生を防ぐことを言います。
例えば…
足音を階下に伝えない。壁・天井からの反射を防ぐ。フローリングの発振を抑える。ゴムマット・フェルトなど(足音マットなど)
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足音マット
カーペットやジョイントマットの下に重ねて敷いて頂くだけで、階下へ伝わる振動を驚くほど軽減します。
- スタッフの一言
- 振動を伴う音には、足音マットやマットレスのような、クッション性があって、振動の発生自体を制止するようなタイプのマットの方が、効果は高くなります。
5.防振とは?
振動の伝達をできるだけ少なくして、伝えないようにすることを防振といいます。
例えば…
エアコンや冷蔵庫の板振動(共振)を止める。振動を抑えたい。ステレオの低音を階下に伝えない。ゴムマット・フェルトなど(P防振マットなど)
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P防振マット
リサイクルゴムを使った低コストの当店オリジナルのゴム製防振マット。下の階からの騒音や振動を軽減します。
- スタッフの一言
- 集合住宅の場合は建物がつながっているため振動を軽減するのはとても難しいものです。床に厚みをあまりつけられないので防振効果の高い物を使用しましょう。