ドア・襖の防音対策
ドアやふすまなどの防音対策を行う場合、まずは隙間をしっかりと塞ぐことが重要です。
ドアやふすまの対策は難しいため、できる対策から少しずつ行っていきましょう。
1.すきまを埋める
まず最初に隙間を埋めることが重要です。すきまテープを使用して音漏れを防いでください。あまり重さをかけられませんし、既存のドアを取り替えるのはなかなかできることではありません。
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セメダイン すきま用テープN-1
引戸・ドア・クーラー取付部のすき間からの風・騒音・ほこり等の防止用です。
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セメダイン 戸当りテープ
引戸などの戸当り部分に貼り、不快な戸当り音の防止に適しています。引き戸やドアのすきま対策にもご使用頂けます。
2.ドアやふすまをカーテンで覆う
ドアに両面テープや接着剤を使えない場合は、カーテンレールを天井付けして、カーテンを天井から床まで、ドアを覆う形で吊す方法もあります。
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防音防炎カーテンParten
カーテンレール不要、つっぱり棒で取り付けられる防音カーテンです。防炎機能付きなので、オフィスや公共施設でもご使用いただけます。
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ドア用防音カーテン
防音カーテンコーズが進化して再登場。4枚の布を使用した6重構造になっており、裏地が見えません。
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コーズ
話し声や小型犬の鳴き声、楽器の音色の防音に効果的。カラーは選べる5種類。
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サウンドガードⅢ
開閉の少ない窓用のカーテン。カーテン地と高密度の塩ビ層を一体構造にしたプロ仕様のカーテン。
3.ドアやふすまに吸音材を設置する
その他、ドアやふすまの防音性能を上げる方法として、吸音材を直接貼り付けるといった事例もございます。
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ロックウールボード
吸音効果に優れたロックウール表面をガラスクロスで被覆。そのまま壁の表面材として使えます。
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GCボード
密度32kg/m³のグラスウールをガラスクロスで被覆。表面材として使えます。
4.ワンタッチ防音壁で塞ぐ
最後に、オーダー防音パネルである「ワンタッチ防音壁」を使って、完全にドアやふすまの開口部を塞ぐことも可能です。 もしくは、ドアタイプのオーダーも、形状によっては可能ですのでご希望の場合は一度ご相談ください。
- ワンタッチ防音壁をドアに設置する場合の注意点
- ワンタッチ防音壁自体に重量がございますので、ドアに設置された場合、ドアのヒンジが歪んで壊れてしまう場合がございます。また、ドアが歪むことによって、開閉に支障がでる場合ございます。
- もし取り付ける場合は、ビスを使用して、しっかりと固定していただくことをおすすめします。
- 内側にひいて開くタイプのドアの場合、ドアにめいっぱい取り付けると、ドアのヒンジが付いている側が干渉してしまい開かなくなってしまう場合がございます。