ピアリビングとは?

ピアリビング誕生ストーリー

発端

「階下の方から音がうるさいとドアを蹴られて怖いんです」
「子供の騒ぐ音がうるさいといわれて、社宅を出ないといけなくなりそうなんです」

個人的にオークションで防音カーペットを販売していた私の元に、このような相談メールがたくさん送られてきました。それが、私が「防音」と真剣に取り組むようになるきっかけでした。

その当時、幼稚園と小学校低学年の子供をもつ母親として、切実な悩みを訴えかけてくるメールは、本当に心に沁みました。

「なんとか私にできる対策はないだろうか。私がお助けできたら」

発掘

私が防音カーペットをオークションで販売するようになったのは、内装工事をやっていた主人の仕事の関係で商品と出会ったからです。その防音カーペットは、私が扱う20年も前に開発されたもので、商品としては以前から存在していました。

しかし高性能なため価格が高く、ホームセンターなどで扱ってもらえなかったために、メーカー在庫として放置されていたのでした。

その防音カーペットを販売してみて驚いたのは、個人で小規模に出品しているにも関わらず、たくさんの悲痛な相談メールをいただいたことでした。こんなにも困っている方がいるのかと、ただただ驚きでした。

静床ライト写真

決意

今、私にできること……

素人で、子育て真っ盛りの私でしたが、子供の手を引いてメーカーに相談に行ったり、情報を求めて探し回ったりしました。しかし当時は防音商品というものがほとんどなく、騒音のとらえ方もまちまちで、大手メーカーなどは個人への対応ができないため、一切そのようなものを扱っていませんでした。

まず一番気になる足音は、防音カーペットを敷けばなんとか軽減はできます。でも壁は? 窓は? そのほかの部分は?

子供といつも過ごしていて、一番苦情の被害をうけて精神的にもつらい主婦が自分で対策できないなんて……

開発

それなら、防音対策商品を作ってみよう!

最初の商品は、メッシュのつっぱりパーテーションでした。主人が吸音工事などをしていたので、「こんなのできない?」と相談すると、試作品がどんどんできあがっていきました。

ただ、1つ1つ手作業で作った商品は大変重く(防音対策商品は必ず重くなります)、お客様にお送りする送料だけで何万円もかかってしまうため、運送会社との交渉が必要になりました。

また、「ある程度DIYができる方なら、自分で施工ができないだろうか?」と2人で考えて、当時機械室で使用されていた吸音材を使用し、素人でできる防音施工の工法を日本で初めて考え出しました。それは壁にジョイナーを両面テープで固定し、ロックウールやグラスウールの吸音材をはめていくという簡単な方法でした。

その後もお客様からいただいた様々なご意見から、現在販売中の防音商品が生まれていきました、また、メーカーとも話し合い、新しい防音商品を作っていきました。

「サーバーの音がうるさい」「旦那のいびきがうるさい」「簡単に組み立てられる防音室がほしい」「ドアからの音が気になる」「傷をつけずに完全に窓をふさいで防音したい」など、お客様からいただいたたくさんのご意見・ご要望にお応えするために、10年間さまざまな制作・販売・施工をしてきました。

ワンタッチ防音壁写真

そしてお客様から

「ピアリビングさんがいてくださって助かりました」
「こんなにいい商品を制作してくださってありがとうございます。これで安心して暮らせます」
「この防音商品で安心して出産ができます」などのうれしい声をたくさんいただき、スタッフ一同で涙することもたくさんあります。

今までもこれからも「ピアリビング」はお客様の安心できる暮らしのために、少しでもお役にたてたらと願っています。

「防音」という難しい壁を少しでも「安心」に変えていけるように、がんばってまいりますのでどうぞよろしくお願いいたします。

社長写真

ピアリビング店長 室水房子

 

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