
ゲームを楽しむ際や配信をする際、気になるのが「音」の問題。家族や隣人への音漏れ、逆に外からの騒音が気になることもありますよね。自分の環境に合わせた最適な方法を見つけて、快適なゲームライフを手に入れましょう!
目次
ゲームの防音商品から選ぶ
防音の基礎から知る
音の種類は2種類ある
音は空気音と固体音の2種類に分かれます。

空気音は話し声などで、吸音と遮音で対策します。固体音は振動を抑える防振で対策します。固体音は、空気中に放射される際に空気音となります。
- 空気音: 空気を介して伝わる音。話し声・叫び声など →吸音+遮音の防音対策が必要
- 固体音: 固体を介して伝わる音。椅子のキャスター音・ハンドルコントローラーの振動など →振動を吸収して弱める防振対策が必要
吸音とは

発生した音を吸収して、音の反射を防ぐこと。吸音材を壁に貼ることで、部屋で響く反響音は抑えられ、マイクに乗る音はクリアになります。一方で反対側へは吸収されなかった音は透過してしまいます。
遮音とは

発生した音を跳ね返して反射させることで音を通さないようにすること。遮音材だけを壁に貼ると、反響音が余計に響いて防音対策にはならないので注意が必要です。
防振とは

防振とは、振動を抑制することです。振動源から発生する振動が、床や壁などを伝わって、他の場所に伝わることを防ぎます。
空気音を防ぐために

吸音材や遮音材をどちらも用いることで、音を小さくしたり遮断したりすることができます。
防音ボードはDIYで自分で作ったり、ピアリビングでは「ワンタッチ防音壁」というオリジナルの防音ボードをおすすめしています。
固体音を防ぐために

椅子のキャスター音・ハンドルコントローラーの振動などは、防音ラグや防音マットをデスクの下や椅子の下に敷くことで抑えることができます。
ピアリビングでは、お手持ちのラグの下に下敷き用防音マット「足音マット」を敷く方法や、防音ラグ「サンシンフォニー2」を敷く方法がおすすめです。
手軽にできる防音対策 予算:〜5万円まで
家具やデスクの位置を見直す

ゲームや配信をするデスクの位置や家具の配置を工夫するだけでも音の伝わり方は弱くなります。防音商品を検討する前に今のお部屋を見直してみましょう。
- 隣に面する壁や音が漏れやすい窓からなるべく距離をとった位置にデスクを置く
- 音を吸収する本棚やタンスを隣に面する壁に置く(本や服が音を吸収する)
- ラグやカーペットなどをデスク周りに敷く
隙間テープを設置する
最も簡単に始められる防音対策としては、窓やドアからの隙間を塞ぐために隙間テープを活用する方法があります。
「隙間テープ」はピアリビングでも販売しています。
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隙間テープ
カーテンに裏地ライナーを取り付ける
すでにカーテンをお持ちの場合は、裏地ライナーの設置をおすすめしています。ピアリビングだと「かんたん防音ライナー」という商品になります。
単体だと防音カーテンよりも防音効果は低いですが、既存のカーテンと合わせることで同等の効果が期待できます。
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かんたん防音ライナー
厚手のカーテン、もしくは防音カーテンを取り付ける
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防音カーテンコーズプレミア
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防音カーテンコーズ
コスパ重視の防音対策 予算:5〜10万円まで
デスク周りを防音カーテンで囲う
モニターを複数枚使っているような環境の場合、音を出すデスク周りを防音カーテンで囲う方法がおすすめです。
つっぱりポールを使いデスク周り囲うように「防音カーテンコーズ 防炎タイプ」や、吸音材や防音材を差し込めるポケット付きの防音カーテン「パーテン ポケット付き」がおすすめです。
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防音カーテンコーズ 防炎タイプ
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防音カーテン パーテンポケット付き
デスク周りを防音ブースで囲う
音を出すデスク周りを防音ブースで囲う方法で最大20dB程度の軽減が可能になります。
ピアリビングではデスクのサイズに合わせて、サイズ調整や配線加工などができる「HISOHISOブース」をおすすめしています。
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HISOHISOブース
防音ボードをDIYする
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吸音材 ポリリーフ
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遮音シート Noisestop15
本格的な防音対策 予算:10〜20万円まで
窓用防音ボードの設置
二重窓は防音効果が高い一方で、賃貸物件だと設置が難しいというデメリットがあります。そのような方にはピアリビングの「窓用ワンタッチ防音ボード」という防音ボードをおすすめしています。
こちらの商品は高密度の吸音材と遮音材を使用して作られているため、質量が高く左右と上部にゴムのパッキンがつけられているためしっかりと窓からの隙間を防いでくれます。
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窓用ワンタッチ防音ボード
壁用防音ボードの設置
隣に面する壁やお部屋全体を防音室にする場合、壁に防音ボードを設置する方法があります。後付けで簡単に防音するならピアリビングの「ワンタッチ防音壁」がおすすめです。
お部屋の壁のサイズにピッタリと合うように加工してお届けします。コンセントボックスや、壁に付いている突起物(※例えば、壁と床の継ぎ目に取り付ける部材である巾木)に関しても、カット加工を行うため、商品が届いたら壁に家具を設置するように取り付けていただけます。
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ワンタッチ防音壁
組立式簡易防音室の設置
ゲームスペースや配信スペースがそこまで大きくない場合は、音の発生源をすべて囲える防音室で対策する方法がおすすめです。
ピアリビングの組立式簡易防音室「おてがるーむ」は吸音材と吸音材の間に遮音材を挟んだサンドイッチ形状になっており、平均で27dB程の軽減(※500Hzの周波数帯の場合)を可能です。
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組立式簡易防音室 おてがるーむ
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よくある質問
部屋を防音するとき、優先すべき場所はどこ?
お部屋の防音は、どのような音がどこに漏れてほしくないかを考えることが重要です。外に漏れてほしくない場合は窓、下の階に伝わらないようにしたい場合は床など、状況によって優先箇所が変わってきます。お困りであればぜひお問い合わせいただけたらと思います。
部屋全体を防音しなくても、一部分だけ対策すれば効果はある?
どのような音の対策なのかによっても変わりますが、話し声のように空気を伝わる音は、厚み、重み、気密性の無い箇所から漏れてしまいます。一部分でも効果はございますが、あまりに範囲が少なすぎたり、目的に合っていない対策をしてしまうとほとんど効果がないこともございます。一度にすべてを対策することはできなくても、ご予算と相談しながら、少しずつ防音対策を進めていくことも可能です。
完全に音を遮断することは可能? どのレベルまでなら現実的?
音を小さくすることはできますが、完全に聞こえなくすることはできません。当店商品の中で防音効果が高い「ワンタッチ防音壁」や「窓用ワンタッチ防音ボード」では、パネル/ボードから通り抜ける音を最大で半減する程度の効果になります。
防音カーテンって本当に効果あるの?
比較的高音域の話し声や車が通過する際のサーっというような音、サイレンなどは防音カーテンで、こもって聞こえる、多少遠くから聞こえる程度の軽減が可能です。ただ、バイクやトラックのエンジン音や電車の通過音のような低い音は軽減が難しくなります。防音カーテンは設置がお手軽で開閉のできる便利なアイテムではありますが、カーテンはあくまでも布製であり、厚みや重み、気密性が少ない為、防音効果を優先したいお客様は、「窓用ワンタッチ防音ボード」をお勧めいたします。対策されたい音の種類や設置箇所によっても効果の有無が異なる為、お電話やメール、LINEなどで事前にお問い合わせいただけますと幸いです。
救急車などのサイレン音が配信に載らないようにする方法が知りたいです。
救急車などのサイレン音は道路から室内に漏れてくる音のため、窓や換気口への対策が効果的です。窓の対策ですと窓用ワンタッチ防音ボードのような、なるべく厚みと重さのあるもので密閉する方法がおすすめです。サイレン音を完全に聞こえなくすることは難しいですが、半減程度の聞こえ方になるためマイクが音を拾わない程度に軽減することができるかと思います。換気口への対策ですと、当店の取り扱いはございませんが市販の「換気口用サイレンサー」等をお使いいただくことで換気口から入る音を軽減することができるかと思います。
配信中にエアコンやPCのファンの音が気になるけど、どう対策すればいい?
▽エアコンの音
・エアコンとマイクの間に防音カーテンなどで間仕切りを作成して簡単な個室を作る。
・「HISOHISOブース」のようなデスク上パーテーションを使用して、マイクの周囲の音を入りづらくしてみる。
▽PCファンの音
PCから音がするからと言っても、吸音材などで囲ってしまうと熱がこもり故障の原因となります。対策としてはマイクと距離を離すためにデスクのレイアウトを見直してPC本体を移動するなどが考えられます。
エアコンの音や、PCファンの音、どちらも故障を疑うような異音である場合は、修理や買い替えもご検討いただく必要もあるかもしれません。
マイクに声をしっかり拾わせつつ、周りに響かせない方法は?
お部屋での反響音が強いとマイクに綺麗に音がのらなくなります。吸音材を適度に使用し反響を抑えることで、しっかりと音を拾うことができるかと思います。また吸音材と併せて遮音材を使用すると、対策した箇所から漏れる音を効率良く軽減することができます。
ボイスチャットの音漏れを防ぐにはどうすればいい?
声は空気を伝わる音なので、お隣やドアなどの軽減したい方向への対策がおすすめです。また、音源近くで抑え込むことで効果的に軽減が見込めます。「ワンタッチ防音壁」、「HISOHISOブース」がおすすめです。
ボイスチャットする際、寝ている家族に迷惑かけないようにするには?
同じ建物内であれば、就寝されているご家族のお部屋に面する壁や空気の通り道となるドアに対策を施すことで、就寝されているご家族に届く音を軽減することができます。
木造住宅や鉄骨造でもボイスチャット対策できる?
既存の建物に追加で対策を行うことになるため、コンクリート造と比べると比較的音漏れはしやすい傾向にありますが、音漏れの度合いを軽減することは可能です。
動きのあるゲームをする際の床の防音対策を知りたい
足音など床対策としては、床に歩行時の衝撃が伝わらないよう、厚みとクッション性のある素材を敷くことが効果的です。具体的には、クッション性のある下地用防音マット「足音マット」の上に、厚みと重さのある防音タイルカーペット「静床ライト」を敷くような方法がおすすめです。1枚もののカーペットですと裏面にクッション性がある「サンシンフォニー2」も人気です。
DIY防音室を作るにはどれくらいの費用がかかる?
「ワンタッチ防音壁」で壁を囲む場合、1面で15~20万円。「窓用ワンタッチ防音ボード」が10~15万円となります。
クローゼットやロフトベッドなどのスペースを防音室のように活用する方法について知りたい
狭い空間をできる限り隙間ができないような形で対策頂く事で、簡易的な防音室のように対策頂く事が可能です。クローゼットであれば、壁にワンタッチ防音壁を設置することや、扉部分にカーテンを設置いただくなどが考えられますが、ロフトベッドにつきましては構造や耐荷重など様々な種類がございますので、設置が可能かどうかを確認する必要がございます。お手数ですが一度お問い合わせいただけますと幸いです。